Issue 2020.04

Issue|陶芸家・馬場勝文が辿ってきた5つのターニングポイントとは。

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2020.10.30

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Report: モニターツアー 視点採集「玄海町」編 4/8

【3】今本 暁さん(玄海町職員)

〈自己紹介〉

役場採用10年目、そのうち7年は企画、3年は総務と、ずっと総務系部署に配置されている生粋のデスクワーカー。
今回は外に出て写真が撮れるということもあり参加させていただきました。
余談ですが、部活は野球部です。

*午後からの参加

〈今本さんの視点〉

テーマは「支える」です。
生産者さんの撮影ということでしたので、何かを生み出し、生産するためには、きっと何かに支えてもらっているだろうなと思い、そうした支えになっているものを撮るという視点にしました。

視点採集「玄海町」編

1枚目>「思いを語る、コメントをする」の一幕。

マコモダケ生産者のご夫婦の雰囲気がよく表れた写真を1・2枚目に選びました。
1枚目は、ご主人が「なぜマコモダケを栽培するようになったのか」という熱い思いを語られていて、それに対して奥様から鋭いコメントが入る…という場面を収めた1枚です。
その思いというのは、農家を専業でされている方は、儲かるかどうかも分からない新しい作物にチャレンジするのはなかなか難しいことだから、専業ではない私たちから始めれば良いのではないかと考えたというものでした。

視点採集「玄海町」編

2枚目>テニスでいうなら前衛後衛を交代しながらマコモダケを作っておられました。今は私が前衛!

ご主人の説明の後、奥様が「今度は私が」という感じで、パワフルに収穫の様子を見せてくださいました。

視点採集「玄海町」編

3枚目>「牛あっての商売」という、経営者・従業員の方の牛に対する感謝の気持ちがこもった直売所の一角。

こちらの和牛の直売所には何度か行ったことがありますが、今回、視点をもって見ることで初めて気付いた牛の置物です。
おそらく以前からあったのでしょうが、これまで意識していませんでした。
すごく大切に扱われている様子から、牛への「ありがとう」という気持ちが伝わってくる印象深いコーナーで、こうした感謝の念があるからこそ、数々の表彰盾も得られたのだろうと思い、一緒に写真に収めました。

視点採集「玄海町」編

4枚目>顧客の立場で精肉に接する時には見ることのできない、裏方さんの表情。

生まれたばかりの牛がいますよと見せてくださいました。
こんなにかわいらしい子牛を…と思うと、飼育されている方と牛へのリスペクトがあふれ出て止まりませんでした。

視点採集「玄海町」編

5枚目>なぜ農業を始めたのか?という質問に答えていただいたからでしょうか、その背中からオーラを感じます。

実家の農業を継ぐために型枠工をやめたとのこと。履かれているズボンはかつての作業着なのかなと想像しました。

視点採集「玄海町」編

6枚目>望んで始めたわけではない農業にも熱心に取り組み、野菜への思いを語る表情はイキイキとしていました。

玄海町の作物や農業に対する、生産者さんの強い思いや意気込みがひしひしと伝わってきました。

〈今本さんの感想〉

私は「支える」をテーマに設定し、視点採集に参加させていただきました。
「支える」は抽象的なテーマであるため、良くも悪くも何でも撮れてしまいました。
講評会で他の参加者が発表されるのを聞いて、あるカタチや色という具体的なテーマをもって参加するのも面白いなと思いました。

〈石川の講評〉

3枚目の牛の置物の写真ですが、前からあったのだろうけれど意識していなかったと仰っていたので、この視点採集の「何か視点を持つことで、今まで気付かなかったものが撮影の対象になり得る」ということを感じていただけた1枚ではないかと思います。
今回は「支える」というテーマでしたが、また違う視点で同じところを回られると、撮る対象が変わったり、新たな思いが生まれたりするでしょうから、これからもぜひ、いろんな視点で撮ってみてください。

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