Issue 2020.04

Issue|陶芸家・馬場勝文が辿ってきた5つのターニングポイントとは。

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2020.10.30

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Report: モニターツアー 視点採集「玄海町」編 1/8

2020年9月25日(金)。
モニターツアーとして、写真ワークショップ・視点採集「玄海町」編を開催しました。

「視点採集」とは、一つの視点を通して撮影をすることで、今まで気付かなかった見方や新しい視点を蒐集しようというもの。
同じ時間に同じ場所を歩いていても、参加者それぞれの視点が異なることで、全く違うストーリーが生まれます。
一緒に巡った人たちが撮った写真を見、発表を聞く中で、自分にはなかった新しい視点を発見できるのも、このワークショップの魅力です。

①どんな「視点」で撮るかを決めて撮影・・・
何気なくシャッターを切るのではなく、1枚1枚を大事に、意識しながら考えて撮ることで、写真に「自分らしさ」が表れてきます。
自分はこういう「情景・光・色・形状」が好きなんだと改めて気付いたり。

②写真をセレクト・・・
撮った写真の中から、自分の視点・テーマに沿った10枚をセレクトします。
一つの視点で撮られた写真をまとめて見せることで、テーマがより強く伝わります。

③発表・・・
写真をプロジェクターで投影しながら、どういう視点で撮ったのかを自分の言葉で発表します。
他の人が撮った写真を見ることで「こんな切り取り方があったのか!」という新たな発見や、さまざまな刺激も。

今回の採集エリアは、佐賀県の玄海町。

佐賀県北西部にある東松浦半島の中央に位置しており、町の北西側は雄大な玄界灘に面しています。
対馬暖流の影響を受ける、全国でも有数の漁場があり、沖合域はマダイ・ブリ・イカなどの好漁場で、沿岸域ではマダイ・フグ・アワビなどの養殖が行われています。
リアス式の美しい海岸は玄海国定公園に指定されており、自然豊かで恵まれたロケーション。海に沈む夕日を背景に茜色に染まる幻想的な棚田の風景には、たくさんの見物客が訪れるそうです。
土地の大部分は、標高100~200メートルの低い山が波状的に起伏する玄武岩の丘陵地帯で、「上場台地(うわばだいち)」と呼ばれており、過去に行われた土地改良事業で優良農地が形成され、さまざまな作物が栽培されています。また、畜産や酪農も盛んです。

このモニターツアーは、まちづくりや都市計画のコンサルタント会社であるランドブレインさん、九州を中心にまちづくり事業に関わっていらっしゃる山本剛司さんとのコラボ企画。

玄海町の魅力を写真で掘り起こすべく、農産物・水産物・畜産などの現場に赴き、生産者さんに直接お話を伺いながら視点採集を行うことになりました。
訪ねてみたい所はたくさんありますが、時間的制約もあり、今回はマダイの養殖・ミカン・マコモダケ・佐賀牛・玉ねぎの生産者さんの元へ。

参加者は、玄海町の地域おこし協力隊、玄海町地域振興会、玄海町職員の方々です。
日頃から町の人たちのことを代弁し情報発信している方たちですが、独自の視点というフィルターを通して「私らしさ」が付加されることで、また違った切り口の見せ方で、新たな魅力が伝わるなと思いました。

ツアーの様子は以下の写真をご覧ください。
そして、いよいよ次ページから7名の方々が採集されたコレクション(写真と視点)をご紹介していきます。
講師の石川博己による講評とともにお楽しみください。
(発表は10月12日にオンラインで行いました。)

*今回は撮影場所も参加者も限定されていたため、いつもの視点採集とは異なる部分がございます。

 

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