デザイン講座（6ヶ月）で制作されたK.Sさんの冊子をご紹介します。 冊子はB5サイズ、表紙まわり（4P）+本文32ページで制作されていますが、その中から20ページを抜粋しています。
右綴じ（左・表紙 右・裏表紙）
K.Sさん｜『キレイだ』
コンセプトは「シンプルかつお洒落」。アートや器、インテリアを見ることが好きだったので、自分が好きな作家やブランドを紹介する冊子を作成しました。 タイトルの通り、私が「キレイだ」と思うものを紹介するための冊子だったので、すっきりとしたレイアウトになるよう工夫し、背景の色味やトーン、フォントにもこだわりました。 ラフを書いたり、写真を選んだり、文章を書いたり、どの作業も大変でしたが、先生からアドバイスをいただき、既存のデザインをより良くしていく作業が楽しかったです。 冊子のデザインは余白を十分とり、すっきりと見やすいデザインを目指しました。 今後も制作活動を続けて、現在の仕事にも活かしていきたいです。
タイトルまわりの手書きフォントがいいアクセントになっています。
冊子を通してブランド紹介のフォーマット（タイトル、キャッチコピー、本文、写真のキャプション）を統一してすっきりしたレイアウトになっています。
コラムページの背景に色を引くことによって内容が違うことが分かりやすくなっています。
テキストを黒のみにすることで写真のカラーが映えてます。
余白の使い方もきれいですね。
断ち落としなども利用して誌面を広く見せています。
縦組みの冊子に合った“タテ”を意識した良いレイアウトですね。
店名の入り方を、横組みと縦組みを織り混ぜることで単調さをなくしています
単調にならないように、所々のページで背景に色を引いています
写真と写真の間、段落と写真のツラなどきれいに揃っています
塾長より｜冊子制作は塾生の皆さんが作った台割（ページネーション）を見ながら、僕がざっくりしたレイアウトを作って渡すこともあります。 基本的なレイアウトパターンを作って渡しても、それに写真や文字を入れていく作業も大変なものです。 Sさんはその基本レイアウトからさまざまなページを展開するのが上手でしたね。 きれいにまとめられていると思います。自宅の環境で撮影した写真も他のテイストと合ってきれいですね。
＊デザイン塾で制作する冊子は完全個人で所有する非売品のため、一部既存の印刷物から流用したものがあります。