2019.10.19

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Creative tour

波佐見コラム| 楠本農園の原木椎茸

今回のツアーのお料理教室で使用する材料のひとつが、楠本農園の原木椎茸。
楠本和義さん・初代さんご夫婦が大切に育てています。

クリエイティブツアー波佐見

椎茸には「原木椎茸」と「菌床椎茸」の2種類の栽培方法があります。

スーパーなどでよく見かけるのは「菌床椎茸」。
おがくずなどに米ぬかなどの栄養源を加えて固め、人工的に作った「菌床」を使って栽培されます。
栽培期間は3~6ヶ月ほどで、管理された施設内で育てられるため、手に入りやすく、実は柔らかくて匂いが少ないのが特徴です。

一方の「原木椎茸」は、クヌギなどの丸太に種菌を打ち込み、山間部の自然環境のもと、木の栄養分だけで育てます。
収穫までに2年かかり、自然条件にも左右され、手間が大変かかるため、どうしても菌床よりも高価に。
ですが、肉厚でコリコリとした歯ごたえと、香りの良さ、濃厚な味は格別です。

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18歳から始めて75歳の現在まで、原木椎茸の栽培に携わってきた楠本和義さん。
お話を伺っていると、とても研究熱心で、創意工夫とチャレンジ精神を忘れない方だということが伝わってきます。
一代で椎茸産地を築き、主に春と秋にしか収穫されない原木椎茸を一年を通して収穫できるようにし、また、通常2年かかる栽培期間を1年に短縮するなど、様々な栽培方法を確立。
そのため「森の名手・名人100人」にも選ばれ、森とともに生きる知恵や技を持つ達人だと認められました。
また、東彼林業研究会の会長として、森林環境の保全や林間栽培の普及なども行われています。

お会いして驚いたのが、とても75歳とは思えないほどのツヤツヤお肌。
やはり菌活のおかげでしょうか?

そんな楠本さんの原木椎茸の多くは、東京や大阪の高級料亭などで使われているそうです。

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また、椎茸は笠の部分より軸の方が、栄養価が2倍あるのだと教えてくださいました。
(私は軸のところも大好きなので、嬉しい情報でした^^)

*楠本農園さんの原木椎茸は、農産物直売所 どろんこの里で購入できます。

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