こんにちは。塾長の石川です。
みなさん、いかがお過ごしですか?
デザイン塾の卒業生たちの活躍が、日々Facebookでバンバン流れてくるのを、
「みんな、ほんとに頑張ってるなぁ」と、親のように目を細めて見ています。
デザイン塾がどれほどお役に立てたのかはわかりませんが、何かのチカラになっていれば嬉しいです。
さて、そんな活躍めざましい卒業生のひとりをご紹介。
広川町 地域おこし協力隊 | 彌永 裕子さん YUKO YANAGA
(写真、右手前のブルーのジャケットが彌永ちゃん)
みなさんは「地域おこし協力隊」って知ってますか?
僕はよく、塾生に言ってるんです。
「デザイン会社に入るより、地域おこし協力隊になる方が、よっぽどクリエイティブなことができるよ!」って。
もちろん、デザイン会社に入ることがダメということではありません。
“デザイナーになりたい”のか、“デザインをしたい”のか。その違いなんです。
手を動かして広告物を作りたいのであれば、デザイン会社の方がいいでしょう。
アプリケーションの操作や制作スキルも身につきます。
でも、デザインを任されて自由にやれるまで、2~3年はかかるはず。(独立は早くて5年後かな…)
僕らの時代、デザイナーになる道のりには、そんな下積みが必須でしたが、
今は、他の選択肢がいくつもあります。
そのひとつが「地域おこし協力隊」です。
地域おこし協力隊って?
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「地域おこし協力隊」とは人口減少や高齢化の進行が著しい地方において、
地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、
その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、
地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度です。
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なんだか小難しい言葉ですが、要は…
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契約期間中(1~3年)に、行政の顔で地域の人や会社と関わって人脈をつくり、
好きなテーマ(地域のためになるもの)を見つけて活動でき、
その仕事は契約が終了してからも引き継げる。
だから、将来の働き方を見越して、自ら考えて動けるってことです。
(定住することは必須ではない)
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お金をもらいながら、3年後の自分の仕事が作れるんです。
活動していく上で、デザインに関わる部分はたくさんあります。
むしろ、それがメインじゃないかと思うくらいクリエイティブ!
イベントを企画したり、そのフライヤー作ったり、実際にガイドやスタッフとして動いたり、
移住促進や地域のものづくりの情報発信をしたり…と、その内容は多岐に渡ります。
考えようによっては “何でもできる” わけです。
地域おこし協力隊として、まさに理想的な活動をしているのが彌永ちゃん。
久留米絣の産地としても有名な筑後地方の広川町で、地域の魅力を伝える活動をしています。
その拠点が「ひろかわ新編集」。主に、以下の3つのプロジェクトがあります。
1. ひろかわアトリエ「Kibiru」
職業用ミシンやロックミシン、アイロンなどの設備を完備した「つくる人」を応援する施設。
ファッションやテキスタイルに興味のある人にオススメです。時間貸で施設が利用できます。
2. ひろかわラボ「Hodoku」
商品開発のための研究や、お店として利用できる施設。
元交番をリノベした建物が素敵です。時間貸で施設が利用できます。(1ヶ月2万円とか激安!)
3. ひろかわハウス「Orige」
その名の通りゲストハウスです。滞在できます。
基本的に移住を考えている人向けですが、まぁ関係ありませんよ、とのこと。
これらのプロジェクトを通して、もう縦横無尽に活動しまくっている彌永ちゃんの職場を訪ねて、
いろいろ見て聞いて、地域おこし協力隊の可能性に触れる交流会を行いたいと思います。
刺激を受けたり、アイデアやヒントを得たり、
働き方について改めて考えてみるキッカケになったりするんじゃないでしょうか。
ぜひ、みなさんの参加をお待ちしています。(参加は無料です)
→「ひろかわ新編集」については、こちらのページをご覧ください。
https://hirokawa-newedition.org
募集要項
日時 | 2019年6月29日(土) *時間はまだ未定ですが、朝から公共交通機関を使って広川町へ移動。 そこからは役場のマイクロバスで送迎してくださいます。 |
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定員 | 10名くらいまで(デザイン塾受講生・卒業生対象) |
費用 | 参加費は無料 *公共交通機関の交通費・昼食代等は各自負担 |
その他 | 詳細は現在調整中です。参加者に追ってご連絡いたします。 参加人数が限られていますので、なるべくキャンセルのないようにお願いします。 |
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