雲仙登山の翌日、佐賀県有田町の黒髪山に登った。
標高516mというので侮っていたが、急峻な登りだ。足に来る。
巨岩がごろごろしている森の中を進む。
登り始めは水場(沢)があり、夏に来ると涼しそうだ。
森は照葉樹が生い茂る手つかずの森といった雰囲気。森林浴としても気持ちが良い山だ。
ネットで岩山とあったが、確かに巨岩がごろごろしていて岩の山という感じ。
ロッククライマーにも人気の山だということがうなづける。
危険な箇所もなく1時間半ほど登ると岩峰の頂上に着く。
見晴らしは最高だ。
あいにくこの日は曇り。遠くの山々を望むことはできなかったが、かろうじて竜門ダムが見えた。
いつものようにカップラーメンとおにぎりを食う。わびしい食事。
帰りは見返峠ルートで降りる。もう少し日照時間が長ければ黒髪山〜青螺山の縦走をしてみたい。
この縦走ルートは人気があるようでネットでもよく紹介されている。
今回は往復約4時間程度で戻る。途中写真を撮ったりのんびりしていたので、巻けば3時間で戻って来れるだろう。
登山口にキャンプ場もあるので、夏場にキャンプも楽しそうだ。
ただ近くにダムがあるので、ダム=水場のキャンプ場=ジェイソンを連想してしまうので
なんだかちょっと怖い。
それと、この山。あちらこちらにお地蔵さんをまつってあるので普通に怖い。
不動明王などの像もある。薄暗い時は本当に怖いと思う。
黒髪山という名前もちょっと怖い。いったいどういう由縁でこの名称になったんだろうか…。
知らない方がいいかも…。
英彦山とは違った、霊的なものを感じる山だった。
ルートは2つ。登りは黒髪山ルートのほうが鎖場があって面白い。
岩山に根が這ってる感じは屋久島っぽい。
根が蛇のように地を這っている。
急峻な登りが一段落着くと少し拓けて、もうすぐ頂上だ。
頂上の岩峰につづく鎖場。これを登れば頂上だ。
岩峰の頂上。360度見晴らしは最高だ。
天気がよければ竜門ダムもくっきり見えるだろう。
頂上に刻まれている有田焼の美しい染め付けのプレート。佐賀らしい。
帰りは見返峠経由にて下山。少しの鎖場あり。
鎖場つづく。
相変わらず根がはびこってる。下は岩なんだろう。
この巨岩の壁はあるか上までそびえている。クライミングする人は挑戦してみたいだろうなぁ。
この沢も一枚岩みたいだ。夏は涼しそう。
迫力ある森だ。手つかずの感じがいいね。
写真はEOS 5D Mark2+Canon純正35mm F;2で撮影。
追記として、途中シャッターが押せなかったところあり。
なんで…。