Issue 2020.04

Issue|陶芸家・馬場勝文が辿ってきた5つのターニングポイントとは。

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2015.2.1

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Report: 視点採集「志賀島」編

2015年1月25日(日)、フィルムカメラ三昧の一日を満喫してまいりました。
1月の海。さぞや寒かろうと準備をして行ったのですが、
穏やかに晴れ、途中、着込んだ上着を脱がなければならないほどの暖かな陽気に恵まれました。

一日のスタートは博多埠頭から。ベイサイドプレイスに集合です。

青空に映える、博多ポートタワーの赤。

美しい光にワクワクします。

今日はどんな写真が撮れるのでしょうか。

まずは皆さんに「視点採集」の趣旨などをご説明。
身近な風景から自分らしい1枚を写し取り、新しい視点を蒐集していこうというのが、
この視点採集です。

フィルムの本数は、一人2本までというルール。36枚撮りで、72枚しか撮れません。
手当り次第にシャッターを切るのではなく、
どういう視点で撮るのかをよく考えながら、1枚1枚を大切に撮っていきましょう。
普段のデジカメで撮っている時とは、ファインダーをのぞいて被写体に向かう時の意識が、
そしてシャッターの重みが、ちょっと違ってくる気がします。

それでは、桟橋を渡って船に乗り込み出発!

フィルムカメラを使うのは今回が初めてという参加者の方も数名いらっしゃいました。

乗船時間はたった25分ですが、船に乗るというだけで、なんだか旅気分が盛り上がってきます。

志賀島の手前、大岳渡船場で船を降り、まずは大岳海水浴場の浜辺で撮影レッスン。
朝の斜光が生み出す、ダイナミックな光と影。
「波間の光を撮るにはアンダーで!」

志賀島を目指して歩きながらも、撮影&レクチャー。

カメラの構え方や露出についての説明、
3段落ちのNDフィルターを使って、打ち寄せる波をクリームのように撮ってみたり。

皆さんは何に心を動かされてシャッターを切っているのでしょうか。

白いレースのような波打ち際。海と空が描き出すブルーのグラデーション。冬の柔らかな陽射し。

美しい風景についつい心を奪われて、なかなか志賀島まで辿り着きませんでした。^^;

島で一番高いところ、展望台のある潮見公園にようやく到着。
ここまでの山歩きはかなりキツかったです…。

しかし、その絶景たるや!

「遠くの景色を撮る時の絞りは?その時のシャッタースピードは?」

美しい眺望を堪能した後は、サザエ丼を目当てに山を下ります。

なんと、サザエ丼のお店の前には行列が…!!
帰りの船の時間もあるので、泣く泣く諦め、空いた時間で港周辺を撮影。

まるで植田正治の砂丘シリーズのような…?

志賀島で集合写真。

朝とは光が変わって、静かな冬の空気が漂っています。
さぁ、これにて志賀島での撮影は終了。博多埠頭へと戻ります。

帰りは33分の船旅。
船からの景色も、とても良い感じでした。

小さな島の、海と山と集落。猫のいた港。波に揺れる漁船。

「動きのあるものは思い切って傾けると、写真に動きが出ます。」

参加者の皆さんはきちんとルールに則り、どんな視点で撮るかを意識しながら、制限枚数内で大事に撮られていました。
中には、フィルム1本しか使わなかった方も。
どんな写真が撮られているのか、プリントが楽しみです。

ベイサイドプレイスから、途中で警固の写真屋さんalbusに寄ってフィルムを現像してもらい、F_dのオフィスへ。
予定より、かなり時間が押してしまいました。
急いでプリントを行います。

プリントした後は、35mmノートリミングのマット紙を使い、木製のフレームで額装しました。

終了予定時刻を大幅に超えてしまいましたが、無事に皆さんの作品が完成!
フィルムならではの美しい階調。
意識して切り取られた、冬の志賀島の1枚。
その人らしい、とても素敵な写真ばかりでした。

ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

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