Issue 2023.12

Issue 2023.12

デザイン塾で制作する、テーマ自由のオリジナル冊子。受講生4名の学びの成果をご紹介。

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2013.12.5

Report: 別府レトログラフィ

当日の天気は曇りときどき雨。福岡を出発するときはぽつぽつと雨が降っていました。
朝7時10分という、まだ空もうっすら明るいくらいの早朝から、みなさん時間通りに集まっていただき感動です!
今回ツアーの講師&バスガイドを勤めさせていただくわたくし、
石川は7時10分ぎりぎりという大失態…。みなさん、すみません。
バスはいつもの伊都バスさんです。越路さんいつもお世話になります。

別府へ向かう道中、バスの中は今回のツアー用に石川個人の好みでセレクトした昭和歌謡が流れます。
このコンピレーションアルバム用にCDデザインまでやる凝りよう。無駄に力入っています。

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

そして、今回もツアー特別配布冊子!つくりました!
今回はぎっしりカメラや写真について書いています。
シャッタースピードや絞りの関係から、被写界深度、露出補正など、カメラの基本から
講師の僕がいままで感じた“写真のこと”についても書いています。
作例は今回の別府レトログラフィの場所で撮ったものです。
総ページ数68ページ。こちらもかなり凝っています。
冊子だけでも売ってほしいと問い合わせがあるのですが、こちらはツアー特別配布なので販売しておりません。
申し訳ありません。。

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」 クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

別府に入る前に由布岳パーキングエリアでちょっと休憩。
ここから眺める光景、好きです。
バスの中からぞろぞろとカメラを首から下げてる人がでてくるので、
他に停車の方は、ちょっと不気味だったかもしれないですね。

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

次に向かうのは別府湾サービスエリア。
ここからは別府が眺められます。

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」 クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」 クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

みんな寒そうですね。

次に向かうのは「海地獄」。
神秘的なコバルトブルーの海地獄は、涼しげに見えますが温度は98度もあり、深さは200m。
約1200年前の鶴見岳の爆発によって出来たと言われています。

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」 クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」 クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

日曜日なのでたくさんの観光客で賑わっていました。
ここで、構図や露出についてレクチャー。
白煙の湯けむりは案外撮るのが難しいのです。

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

ベンチで微動だにしないおばちゃんがいたので思わずパチリ。

併設されている温室にも入りました。
ここは、大鬼蓮が栽培されています。
温室内は暖かく、トンボがふ化していました。

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

海地獄からつぎは鉄輪温泉街散策です。

別府には8つの代表的な温泉地があり、別府八湯と呼ばれています。
その一つ、鉄輪温泉は八湯の中で最も湯治場の風情を色濃く残す温泉街です。
開湯伝説によれば、一遍上人が荒れ狂う地獄地帯を鎮め、湯治場を開いたのが
鉄輪温泉の始まりとされています。

路地からあがる湯けむり。地熱が高いからか、ブーゲンビリアが咲いていたり、猫がたくさんいます。

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」 クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」 クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」 クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」 クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

ここで昼食もとりました。
たまたま入ったレトロな食堂。表から見る限りでは「???」でしたが、かなり味は当たりでした!

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

具が傾いている…。

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

写真好きが集まるとどこでもカメラの話。

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

風情ある鉄輪温泉から次の目的地、「別府市中央公民館」へ向かいます。
昭和3年(1928年)3月に竣工した別府市公会堂(旧名)で、
鉄筋コンクリート造の県下屈指の貴重な近代建築のひとつとされています。
内部にはステンドグラスや照明器具、噴水、トイレなど、
当時のままのデザインがまだ残されています。

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」 クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」
かなり真剣に撮る、参加者のみなさん。

別府市中央公民館のつぎは別府駅へ向かいます。
別府駅周辺を散策します。

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」 クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」 クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

レクチャーしているとついついレポート写真を撮る暇がなく、
なんとも臨場感のつかめない写真ばかりで申し訳ありません。

そして、みなさん思い思いに行動されるので説明したくてもつかまらない…。うーん、次回の課題をいただきました。

日が暮れ始め、最後に訪れたのは「別府国際観光港」。
フェリー「さんふらわあ」が停泊していました。
ターミナルの2階にはマイケル・リンさんの絵が壁面いっぱいに描かれていて、フォトジェニック!

クリエイティブツアー「別府レトログラフィ」

全員揃っていませんが(笑)、最後はここで記念写真。

帰りのバス内では一等にはオリンパスハーフが当たるビンゴゲーム。
albusさんより現像無料券や、L判10枚プリント無料券などもいただき大興奮でした。
もちろん、別府レトログラフィのCDもプレゼント!(あまり喜んでいなかったような…笑)

あいにくの天気でしたが、雨も一瞬でしたのでなんとか撮影することもできました。
なかなかフォローも行き届かなかったと思いますが、みなさん楽しんでいただけたようで良かったです。

みなさん、おつかれさまでした。
レクチャーのお手伝いをしてくださった、伊藤さん、albusの中田さん、ありがとうございました。
今回も安全に運行していたたいた伊都バスの越路さん、ありがとうございました。

別府レトログラフイの様子は、Facebookでもアルバム公開していますので、ご覧ください。