Issue 2023.12

Issue 2023.12

デザイン塾で制作する、テーマ自由のオリジナル冊子。受講生4名の学びの成果をご紹介。

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2013.7.27

Creative tour 池島レトログラフィ|8/4開催

視点のスイッチを切り替えて、今まで見えなかったものを見る。見る目を変えていく。
エフ・ディ デザイン塾のクリエイティブツアー。
第7回目は九州最後の炭鉱の島・長崎市の池島炭鉱へ向かいます。
周囲4kmの小さな離島に残された、数多くの炭鉱設備や炭鉱アパートは圧巻。
夏の冒険気分で、カメラを携えて池島へ向かいましょう!

島の過去を浸食していく自然と、今もそこに住む人々の生活。
あなたは何に向けてシャッターを切りますか?

池島炭鉱。
長崎県長崎市、西彼杵半島に位置する池島は、2001年の閉山まで採掘が行なわれた九州最後の炭鉱の島です。
1959年に出炭、最盛期の1985年には150万トンを越える石炭が採掘され、
島内には住民登録だけでも8,000人、実際には20,000人以上もの人々が暮らしを営んでいたといいます。
炭鉱アパートと呼ばれる高層住宅がずらりと建ち並び、ショッピングセンターや映画館、
ボウリング場など最先端の娯楽施設も設備され、生活のすべてが島内で完結していました。
島民のほぼ全員が炭鉱従事者であり、“ご安全に”が朝の挨拶。
池島の石炭は質が良く、採炭は好調で、島内は活気に満ち溢れていました。

石炭産業の衰退にともない、閉山時には2,500人にまで人口が減少。
そして現在、およそ300人の人々が、今も池島で生活しています。

閉山後の池島では炭鉱技術海外移転事業がはじめられ、
インドネシア、ベトナム人など年間約60名が技術伝承のため入国し働いていることから、
島内には多くの炭鉱設備が現存しています。
かつて賑わいを見せた町並みは寂れ、少しずつ、廃墟化が進んでいます。

炭鉱アパートを覆っていく緑、電線に絡みつくツタ。錆びていく重機。
咲き乱れる野生化したあじさいの花、往来する野良猫たち。
島の過去を浸食していく自然。
それは、今も島に暮らす人々、そして池島の純粋な現在を表しているのです。

クリエイティブツアー「池島レトログラフィ」 クリエイティブツアー「池島レトログラフィ」 クリエイティブツアー「池島レトログラフィ」 クリエイティブツアー「池島レトログラフィ」 クリエイティブツアー「池島レトログラフィ」

お申し込み時にどちらかのコースをお選びください。

◎自由散策コース

自由に池島をぶらぶらしたい、マイペースに写真を撮りたい方はぜひこちらを!
池島はそこまで観光化が進んでいないので、自分の足で撮影スポットを探すのは大変です。
そこで、今回のツアーでは池島に残る炭鉱設備や炭鉱アパート、撮影スポットを記載したロケーションMAPを制作!
島内ではコミュニティバスが運行。手を挙げれば目的地まで連れて行ってくれるので、移動に困ることもありません。
池島の自然、風景、日常は、いくら時間があっても撮り足りません。
MAP片手にフォトジェニックな池島を堪能するコースです。

◎坑内ツアー参加コース

長崎国際観光コンベンション協会が主催する、坑内ツアーに参加するコース。
当時のトロッコ電車に乗車し坑内へ。
坑内では元炭鉱マンガイドの説明で石炭の採掘、積み出しなど本物の機械を見学。
日本の近代化を支えた石炭産業の歴史と役割を学び、石炭の原石もプレゼントとしてもらえます!
通常立ち入り禁止の施設にも入れたりと、池島炭鉱を堪能できるコースです。
所要時間はおよそ90分~120分、参加には別途¥2,500が必要になります。

また、長崎市地域おこし協力隊に携わると同時に、フォトグラファーでもある小島健一さんに島内を案内していただきます。
池島在住だからこそ知り得るとっておきのスポットが満載です!

タイムテーブル

*下記行程・時間配分は変更になる場合があります。

時間 福岡・天神を出発
7:15 天神・日本銀行福岡支店前に集合。
バスに乗って長崎、池島へ出発します。
10:15~ 瀬戸港~池島へ。10:45 池島港着。
11:00~16:30 池島自由散策コース
自由に池島をぶらぶらしたい、マイペースに写真を撮りたい方はぜひこちらを!
池島はそこまで観光化が進んでいないので、自分の足で撮影スポットを探すのは大変です。
そこで、今回のツアーでは池島に残る炭鉱設備や炭鉱アパート、撮影スポットを記載したロケーションMAPを制作!
島内ではコミュニティバスが運行。手を挙げれば目的地まで連れて行ってくれるので、移動に困ることもありません。
池島の自然、風景、日常は、いくら時間があっても撮り足りません。
MAP片手にフォトジェニックな池島を堪能するコースです。
クリエイティブツアー「池島レトログラフィ」
坑内ツアー参加コース
長崎国際観光コンベンション協会が主催する、坑内ツアーに参加するコース。
当時のトロッコ電車に乗車し坑内へ。
坑内では元炭鉱マンガイドの説明で石炭の採掘、積み出しなど本物の機械を見学。
日本の近代化を支えた石炭産業の歴史と役割を学び、石炭の原石もプレゼントとしてもらえます!
通常立ち入り禁止の施設にも入れたりと、池島炭鉱を堪能できるコースです。
*所要時間はおよそ90分~120分、参加には別途¥2,500が必要になります。
クリエイティブツアー「池島レトログラフィ」
12:30~13:30 かあちゃんの店で昼食
参加者全員で池島唯一の定食屋さん「かあちゃんの店」で昼食。
写真はボリュームたっぷりのトルコライス800円。
*事前に予約とります。
クリエイティブツアー「池島レトログラフィ」
17:00 池島から瀬戸港へ。17:50〜瀬戸港出発。福岡へ
20:00 福岡・天神にて解散

お申し込み

申し込み受付終了いたしました。