Issue 2020.04

Issue|陶芸家・馬場勝文が辿ってきた5つのターニングポイントとは。

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2012.1.1

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英彦山ご来光登山。

昨年ご来光登山に行くつもりだったが、当日あまりの寒さで中止(ドタキャン)。
昨年までは冬山の経験が足りずに度胸もなく装備もなかったが、しかし!
今年はひと味違うのだ。経験もかなり積んできたし、装備もかなり充実している。
ということで、行ってきました!英彦山。

1月1日の深夜3時に福岡を出発。
雪が降っていたらチェーン装備のない僕の車は登れない。が、今日は温かく凍結もない。これなら大丈夫だ。
杷木インターを降りて、山道を小一時間ほど走り早朝5時に英彦山に着く。
あたりはしんとしていて真っ暗。駐車している車もほとんどない。

ヘッドライトを装備して奉幣殿までの長い長い参道を登る。この石段がけっこうきつい。
参道の中央には小さな電球が数珠つなぎにぶら下がっている。なんとなく薄気味悪い。
登山という目的じゃなければこの時間にここに一人はちょっと怖い。

奉幣殿に登りきるとあたりは明るくライトアップされていて、さきほどまでの薄気味悪さはない。
奉幣殿から中岳に向かう石段の先が、大きく口を開けた闇の中に消えている。
キラキラと光る登山者のヘッドライトが、ゆらゆらと揺れながら口の中に呑まれていく。

ヘッドライトの明かりを頼りに一歩ずつ登っていく。
一寸先は闇。足下しか見えない。
奉幣殿あたりまでは雪がなかったが、登るに従って徐々に足下に雪が見えだした。
アイゼンを装備するか迷うほど積もっているところもあるが、面倒くさいのでなんとかやりすごす。
凍った雪に足を取られながら、暗闇の中、ヘッドライトに灯された雪の山道をひたすら登る。

僕のペースが早いのか、先行く人に追いついては道を譲られ、
人に出会ったと安心するのも一瞬、追い抜いた人の明かりが見えなくなって
すぐにまた暗闇にひとりぼっちになる。
道が合ってるのか間違っているのか、不安な気持ちで雪道の足跡を頼りに歩く。
途中ですれ違う人々。親子や友達同士、一人。
みんなすれ違う時に「おめでとうございます」と声を掛け合う。

登山開始から約2時間で中岳(1,188m)の上宮に到着。あたりはまだうす暗い。時刻は6時50分。
暑くて途中で脱いでいたフリースと用意してきたダウンをゴアテックスのジャンバーの中に着込む。
かなり温かい。軽装で来た人たちがかなり寒そうだ。ほとんど街中の格好の若者もいる。
この格好で来れるんだ、と思うと俺がこの装備にかけた金はいったい…と思うが、やつらはめちゃくちゃ寒そうだ。

あいにくの天気でご来光は拝めそうにない。
早々と山頂から立ち去る人もいたが、せっかくなのでもう少しゆっくりする。
先週の由布岳では強風のためSOTOのストーブで湯が沸かなかったので、
今期の冬山登山のためにジェットボイルZIPを買った。
さっそく使ってみた。
すごい!すぐに湯が沸くし、カップラーメンが食べやすい。
アルミだからなかなか冷めないし。ちょっとした炒め物もできそうだ。

食事が終わる頃、屋久島で知り合った荒金さんパーティーがやってきた。
1月1日の登山で会うとは、今年も何かと縁がありそうだ。
今回も仲間といっしょで、屋久島のときも賑やかで楽しそうだなぁとうらやましかったが、今回も楽しそうでうらやましい。

僕の山頂記念写真のシャッターをお願いしたお礼に彼らの記念写真も撮影。
身体が暖まったところで下山する。
雪道の下りはかなり緊張する。ポールを持ってて良かった。

下山後、英彦山温泉「しゃくなげ荘」で温泉に浸かって帰る。
めちゃくちゃ気持ちのいい今年の初登山でした。
今年はいっぱい山に登りたい。北アルプスも行きたい。
とりあえず来週は雲仙、そして次の週は久住だ。

あ〜冬の山はいいわ〜。

英彦山の売店。車を運転しなくていいなら甘酒が呑みたかった。

英彦山ガラガラもお土産にどうぞ。

ものすごく長い参道。下から上がってきて…

さらに上へとつづく。長いわー。この石段。

写真はEOS 5D Mark2+canon35mm:F2
最近は片手で撮れるからこのセットばかりだ。
重いから持っていきたくないんだけど、ここで妥協したら写真ブログにならんしね。

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