Issue 2020.04

Issue|陶芸家・馬場勝文が辿ってきた5つのターニングポイントとは。

Read

2009.11.16

editF_d

Report: 写真プリントワークショップ

エフ・ディ デザイン塾

先日15日に第3回目の写真プリントワークショップを開催いたしました。
写真プリントワークショップでは35mmからブローニーフィルムまでのカラーネガフィルムから手焼きプリントできるワークショップです。

今回は姉妹で参加の2名でした。兄弟同じ趣味というのはいいですね。2人ともそれぞれ雰囲気の違う写真を焼かれていました。

プリントワークショップではまずはじめにベタをとります。そのベタを元にプリントをしていくわけですが、普通みなさん現像所から上がってきたインデックスを見て「ああこんな感じで写っているのね」と思うでしょうが、実際はあれはカメラ屋さんが一枚一枚露光やカラーバランスを調整していて、かなりオーバーに写っている写真もきれいに写っているように調整した後なんですね。なのでふつうに“写っている”と思っていた写真がプリントワークショップでベタをとってはじめてかなりオーバーだったりアンダーだったりしていると気がつきます。インデックスはあてにならないわけです。

露光が適性でとられたネガをプリントする基準値があるのですが、それはあくまで適正で撮られたネガなので露光不足やオーバーなネガは基準値ではプリントできないので、ベタを見てどれだけ補正するかを検討するわけです。この時カメラ屋さんのインデックスではどれだけ適性ではないかということがわからないので、補正の差を計算しにくいわけです。

カラープリントではC・M・Yフィルタを使って色をコントロールします。僕は通常Cは使用せず、ほとんどMとYのノブをまわして調整します。このコントロールがちょっと分かりにくく、Mのノブでマイナス側に回せば赤が強くなり、プラス側に回せばグリーンが強くなります。赤とグリーンは相反する関係で、Mを強くするとグリーンが抜けるわけです。
Yのノブはマイナス側に回せばイエローが強くなり、プラス側に回せばブルーが強くなります。色を強調したい場合や、色かぶりをなくしたい場合にこれらのノブをまわして調整していくわけですが、ほんのひと目盛り変えただけでも色味が明らかに違ってきます。またこれらのフィルタ以外にも露光時間もプリントの表情を変えていきます。
露光時間は10分の1秒からコントロールでき、通常35mmフィルムをキャビネに焼く場合は50mmのレンズでF11で3秒が適切な基準値ですが(僕の設備では)3,2秒にするだけで濃くなります。10分の1秒で印象が変わります。これらMとYのフィルタと露光時間を10分の1秒単位で組み合わせて自分の好みの一枚を焼いていくのです。
…と書くと大変そうですが、慣れればそうでもないです。姉妹さんはたった2、3時間で一人でできるようになりました。

どれもいいねーって言いながら微妙な色の違いを楽しんでました。

次回は2009年12月13日(日)に開催いたしますのでご希望の方は受講申し込みフォームよりお申し込みください

タイトルとURLをコピーしました