地元の食材で手作りされた、おにぎりとお味噌汁。
お腹と心にじんわりと沁み渡る、優しいおふくろの味。
波佐見町でも屈指の人気エリア「西の原」にある、おにぎり屋さん「にぎりめし かわち」。
2015年4月にオープンしました。
ここで働いている石峰さんと冨永さんはもともと、川内郷という地区でご近所のお母さんたちと一緒に味噌づくりをしていました。
その味噌が評判になり、『蛍の里のお味噌』として販売されるまでに。
波佐見産の米と麦を使用し、塩や大豆も県内産。無添加で安心・安全の味噌を、現在は6人のグループで春と秋を中心に、昔ながらの製法で仕込んでいます。
その味噌を使って、西の原でおにぎり屋をしないかと声がかかり、仲間4人で出店することになったそう。
波佐見焼の器に盛り付けられた「にぎりめしプレート」は、ワンコインで楽しめます。
数種類の具材の中から好きなものを選べるおにぎり2つと、お味噌汁。
付け合わせのお漬物も自家製で、どれも美味しいんですよ。(購入も可能)
手作りの味噌は、お味噌汁だけでなく、おにぎりの具材の「肉みそ」や「ゆずみそ」にも使われています。
川内は「清流の郷」と言われ、初夏には蛍の乱舞が見られるほど、綺麗な川が流れています。
そんな清らかな水によって育まれた川内のお米の旨みが堪能できる、握りたてのおにぎり。
シンプルながら、最高のご馳走です。
外にテラス席もあるので、のんびりとピクニック気分で頬張るのも良いですね。
──お仕事でやりがいを感じることは何ですか?
「家に一日いるよりも、こんな風に外に出て、若い方や色んな人たちと触れ合えるのが楽しみですね。
それから、私たちが作ったお味噌を、美味しいって言ってくださるのが嬉しいです。」
──「にぎりめし かわち」のアピールポイントは?
「やはり、お米やお味噌が美味しい、というところですね。」
──波佐見の良いところ、好きなところを教えてください。
「人が仲良くて、自然が豊か。イノシシが出てくるくらい(笑)。」(冨永さん)
「空気は綺麗だし、山があって、自然がとにかく綺麗なまちです。」(石峰さん)
──個人的に好きなスポットは?
「はさみ温泉 湯治楼。町内の人も行っているんですよ。」(冨永さん)
「やっぱり西の原は良いですよね。」(石峰さん)
お店の前で、冨永さん(左)と石峰さん(右)。
*2020年1月インタビュー
にぎりめし かわち
長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2187-4
OPEN 火土日祝 11:00〜16:00
http://24nohara.jp/shop/