久しぶりに写真プリントワークショップを開催しました。
現像機の調子が悪くて今まで休止していたのですが、修理をするなら早い方がいいので
もしこれ以上悪くなるようだったら早くなった方がいいのでは、と開き直りました。
調子が悪いといっても液温を表示する液晶の故障で、液温の管理自体は問題ないのでいいのですが。
今まで問い合わせをいただいた方、これからはできるだけ定期的に(せめて月に1回は…)行っていこうと思いますので
ご希望の方は開催日をWEBでチェックしてください。
まずはベタをとります。
各自持ってきたフィルムを35mmだったら7枚、コンタクトシートをとる機械にセットしてベタどりします。
そのベタを見て焼きたい写真を決めます。
ベタはカメラ屋さんのコンタクトシートとは全然違うことは、今まで何度もご紹介したとおり。
フィルムにどのように写っているか、調子や色が忠実に再現されます。
こちらはブローニー(中判)フィルムのベタです。
6×6(ロクロク)サイズのベタですね。参加者の方がYASHICA FLEXで撮られた写真です。
とても雰囲気のある写真ですね。露出もバッチリです。
ベタを見て好きな写真から焼いていきます。
右手前にある写真のサイズが六つ切り。左手奥は四つ切りサイズです。四つ切りはやっぱり迫力ありますね。
ベタでは見えなかったものが四つ切りサイズになると現れてきます。
この写真は大きな施設の中を写したもの。各階の人が浮かび上がってきました。
光の雰囲気もすごくいいですね。色もすばらしいです。
ほんの少しカラーダイヤルを回すだけで色が変わります。
左はブルーがかったもの。右はイエローがかったものです。
「Y」のダイヤルを回すだけでこのように色が変化していくのです。
一部と二部の参加者の方で写真談義。写真やカメラの話だけでも楽しいですね。
こちらはトリミングしていますが6×7(ロクナナ)サイズのフィルムからプリントしたもの。
ブローニーサイズは大きくプリントしてもきれいですね。
6月に行われたクリエイティブツアー「池島レトログラフィ」の参加者の方が来てくれて
「かあちゃんの店」のかあちゃんの写真をプリントしました。
こちらはCONTAX T3で撮影されたものです。35mmコンパクトカメラながらきれいな描写ですね。
T3で撮られた写真、はじめて見ました。35mmの画角も自然でいいですね。
周辺光量が少し落ちるのもかえっていいですね。
色にこだわって焼いていました。
こちらは女性の参加者の写真です。この方も池島レトログラフィに参加してくれた方です。
また、別府レトログラフィにも参加してくださっています。女性らしい優しい写真ですね。
他の参加者が持ってるカメラが気になる!これも楽しみのひとつかも。
参加者のリュックの上で寝るジロ。
こんな感じで行われました。
では、また次回〜。興味のある方はこまめに写真プリントワークショップのページをチェックしてください。