第4回ステンドグラスのワークショップを8月23日(日)に行いました。
今回のテーマは「ゆらゆら、ゆらり。色とりどりの光が揺らめくモビールをつくろう。」です。
夏の窓辺をキラキラと涼しげに彩るモビール作りに挑戦いたしました。
教えてくださったのは、ステンドグラス作家の久保淳子さん。
午前と午後の2回、それぞれ参加者6名でステンドグラス作りを体験しました。
お一人で参加される方が基本的には多いのですが、
今回はお友達同士や、初の母娘でのご参加もありました。
嬉しい限りです。
それではワークショップの模様をご紹介いたします。
講師の久保さんがガラスの色合わせをし、カットして準備してくださったパーツ。
ジャンケンをして、勝った方からお好きなものを選んでいただきます。
どれも素敵なので迷ってしまいますね。
パーツを選んだら、早速つくっていきましょう。
まずは設計図通りにパーツを置いてみます。
今回は、色の組み合わせ方を自分で決められる箇所があるので、
楽しいながらも悩みどころ。
組み合わせ方が決まったら、ガラスのパーツに銅のテープを巻いていきましょう。
久保さんがやり方を丁寧に教えてくださいます。
ガラスの厚さに合わせて、3種類の幅のテープが用意されていますので、間違わないように…。
リピーターの方は慣れた手つき。
初めての方も、すぐにコツを掴まれたよう。
小さなパーツがたくさんあったので、なかなか大変でしたが、
皆さん、とても綺麗に巻かれていました。
すべてのパーツにテープを巻き終えたら、次はハンダ付けです。
巻いた銅のテープの上に、ハンダを乗せていきます。
わからないところや難しいところは、久保さんが個別に教えてくださいますので安心ですよ。
いつもはパーツをすべて繋げていき、一つの作品にしていきますが、
今回は2つのガラスを合わせたものをいくつも作り、最終的にテグスで繋げていきます。
パーツが小さいので、火傷に注意しながら…。
(と言いつつ、私は軽く火傷してしまいました。皆さんは気をつけてくださいね。)
テグスを通すための金具がまた小さいので、かなり細かい作業です。
爪楊枝を駆使しながら、ガラスのパーツに金具を取り付けていきます。
なんとこの小さな金具も、久保さんが加工して作られたものだとか。
考えただけで気が遠くなりそうです…。
金具の小さな穴をハンダで埋めてしまわないよう、慎重に作業していきます。
(私は埋めてしまいました。)
すべてのハンダ付けが終わったら、洗ってワックスを塗ります。
丁寧に扱わないと、せっかく繋げたパーツが折れてしまいます。
(私、折ってしまいましたから…。涙)
でも!
埋めてしまったり折ってしまったり、色々と失敗してしまっても大丈夫。
久保さんがちゃんとリカバリーしてくださいます!!
洗って本来の輝きを取り戻したガラス。キラキラと美しいです。
それでは、出来上がったパーツをテグスで結んでいきましょう。
久保さんが作ってくださった設計図をもとに、テグスの長さを測り、
バランスを取りながら繋げていきます。
完成〜!!
窓辺で光に透かしてみると、本当に綺麗です!
「引っ越したばかりの新居に飾るのが楽しみです」と笑顔で仰ってくださった方も。
自分の手で作り上げた作品を自宅に飾るって、素敵ですよね。
作品が完成した後は、久保さんを囲んでのおやつタイム。
久保さんの作品集を見せていただいたり、ステンドグラスのことを久保さんにお尋ねしたりと、
和やかな時間が流れます。
(午前の部は押してしまったため、お茶の時間が取れず、おやつはお持ち帰りいただきました。申し訳ございません!)
今回もとても楽しい時間を過ごすことができました。
ご参加くださった皆さま、そして講師の久保さん、どうもありがとうございました!
次回のワークショップもお楽しみに!