冊子をつくるときに最初にぶつかるのが「どのくらいのボリュームにするのか」「どんな構成にするのか」という問題です。
いきなり白紙の状態から考えるのは難しく、手が止まってしまうことも多いと思います。
そこで今回は、32ページ構成の一例を紹介します。これはあくまでモデルプランですが、初めて冊子を作る人が取り組みやすいように考えた内容です。
以下はあくまで一例であり、順番はこの通りでなくてもかまいません。各要素をどのように配置するかは自由に検討してください。構成の際の目安としてご覧ください。
●ページ構成案
・目次:1P
・導入イメージ+イメージコピー:2P
・巻頭ピックアップ、ニュースやトピック:2P
・特集(メイン):12P
・箸休めコラム-1:1P
・特集(サブ):8P
・箸休めコラム-2:1P
・インタビューなど文字主体の記事:4P
・奥付:1P
このようにあらかじめ役割を割り振っておくと、必要な原稿や写真の量が見えてきます。
ポイントは「詰め込みすぎない」ことです。ホワイトスペースや大きなイメージ写真を贅沢に配置することで、ページ全体に呼吸が生まれ、読み手にとって心地よいリズムが生まれます。また、作り手にとっても余裕を持ったレイアウトは作業量を減らし、完成に近づけやすくなります。
特集のメインでは、見開きに大きな写真を入れることで変化が生まれます。テキストばかりにならないよう、視覚的なアクセントを散りばめると、全体のまとまりも良くなります。
この32ページという分量は、情報を盛り込みつつも無理なく制作できる現実的なサイズです。小冊子やZINEに初めて挑戦する方にとって、ちょうどよい入門のフォーマットになるでしょう。
冊子制作は、ただデザインを学ぶだけでなく、自分の考えや活動をかたちにして人に伝える大きな力になります。最初の一歩を踏み出すきっかけとして、この参考プランを活用してみてください。
