Issue 2020.04

Issue|陶芸家・馬場勝文が辿ってきた5つのターニングポイントとは。

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2017.4.25

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世界文化遺産「三池港」閘門

2017年の3月に市制100周年を迎えた福岡県大牟田市。
最近お仕事でちょくちょく行っています。
大牟田市は、僕らがはじめてクリエイティブツアーを行った場所。思い入れの深いところです。
もう何度も来て、あちこち写真を撮りましたが、まだ一度も足を踏み入れたことのないところがありました。
それがここ「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」にも認定された「三池港閘門」です。

三池港の詳細については、市のホームページをご覧ください。
大牟田市の近代化産業遺産

1908年(明治41年)に完成したこの閘門。
巨大な2枚の鋼鉄製の扉を干潮時に閉めて、湾内の水位を保ちます。
要するに、水がなくならないように堰をする役割なのですが、そのスケールがデカい!
今日はこの閘門の撮影を行わせていただきました。初!三池港閘門!

世界文化遺産「三池港」閘門

当然ここは立入禁止の場所です。今日は市役所の方に、三池港物流さんから許可を取っていただきました。
この通路を見た途端、テンションが上がってきました。
閘門の両側に位置する「スルーゲート」とよばれる海水の出入りを調整する門の上の通路になります。
歯車のようなものは、この下に海水の流れを制御するゲートがあり、その昇降のためのものです。

世界文化遺産「三池港」閘門

閘門の開閉操作を行う管理棟。年代を感じるレトロな建物ですね。

世界文化遺産「三池港」閘門

三井のマークでしょうか。いい感じです。

世界文化遺産「三池港」閘門

管理棟の中もご案内くださいました。
当時から使われているものばかり。何を撮っても画になりますね。

世界文化遺産「三池港」閘門

ここは閘門の開閉を行う動力、水流ポンプのある部屋。
当時の設計のままだということです。今も修理しながら大切に使われています。

世界文化遺産「三池港」閘門

これ、かわいくないですか。飾りではなく、ちゃんと意味を持っているんですね。
すみません、写真を撮ってばかりで、なぜこのようなものが付いているのかは聞いていません。
当時の技術がいかにすごいかということは、端々の説明で理解しました。
ハイテクなアナログです!

世界文化遺産「三池港」閘門

閘門の構造です。
10層からなっていて、下の7層は空気が入っています。
その上の3層がバラスト層で、ここに水が入ることによって門が重くなるという仕組みです。
全部空気では浮いてしまうし、全部に水が入ると重すぎるということですね。
このバランスも計算されているのでしょうが、いったいどういう計算なんでしょうか。
扉は10層で約12メートルほどの高さ。
この閘門で干潮時に保つ水位は8.5mとのことです。

世界文化遺産「三池港」閘門

閘門の10層を突き抜ける芯のようなところ。蓋があり、開けると下に伸びる階段が。
定期的にこの中に入って、張りついた貝や流れ込んだ海洋物などを清掃するとのこと。

世界文化遺産「三池港」閘門

筒の中は人がひとりやっと入れる大きさ。しかも底は12メートル先で真っ暗です。
恐ろしすぎます。僕は絶対無理。

世界文化遺産「三池港」閘門

閘門を閉める前に船が出て行きます。

世界文化遺産「三池港」閘門

いよいよ閘門が閉まり始めました。わりとあっという間です。けっこう早い!
片方ずつ閉めていきます。

世界文化遺産「三池港」閘門

もう片方も閉まり始めました。

世界文化遺産「三池港」閘門

完全に閉まりました。V字型になります。
これで潮が止まるんですね。すごいですね。
よくこんなのを考えついたなぁと、当時の人のアイデアと実行力に脱帽です。

世界文化遺産「三池港」閘門

管理棟の方向から見た閘門です。
鋼鉄のつっかえ棒が伸びています。

世界文化遺産「三池港」閘門

こちらは閘門の両側にある「スルーゲート」。
潮が引ききって陸地が見えます。

世界文化遺産「三池港」閘門

本日ご案内くださいました、三池港物流のみなさまです。
ありがとうございました。とても勉強になりました。

大牟田お好み焼き「げんちゃん」

最後に、僕の好きな大牟田のお好み焼き「げんちゃん」。
お好み焼きといえば「げんちゃん」。おじさん、いつ来ても本当にパワフルです!
大牟田のソウルフードも食べられて、念願の三池港の閘門も見られて、今日は楽しい一日でした。
制作はかなり遅れに遅れていますが、G.Wで世の中が浮かれている間に追いつきたいと思います。

そんな感じの一日でした。
ではでは、また。

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