はじめまして、F_d(エフ・ディ)です。

みなさま、こんにちは。
エフ・ディは福岡のデザイン事務所です。
2001年に有限会社石川博己デザイン室を設立し、のちに株式会社エフ・ディと社名を変更。
広告やウェブなどのデザインをはじめ、写真撮影、出版、地域のブランディングから教育事業まで、
「デザインと写真」を基軸に様々な事業を展開しています。

エフ・ディの得意な仕事は、エディトリアルデザイン。
今まで雑誌や書籍、ガイドブックなど数多くのお仕事をいただき、
“紙もの”を得意とするエフ・ディが形作られていきました。
その延長で2002年、フリーペーパー『F_d』を発行。
2005年には季刊誌として全国販売し、出版社としての歩みもはじめました。
以後、出版事業は書籍を中心に、私たちの住んでいる福岡のコンテンツを発信する目的で行っています。

出版事業をきっかけに、自社で行うプロジェクトも増えていきました。

ひとつはデザイン塾。
これはその名の通り、デザインを教えるスクールです。
今はデザインするための環境を整えるコストも安くなり、SNS等も発達して、
デザインは誰でもチャレンジできる仕事になりました。
個人がフリーランスとして活動していくために必要な知識や技術を
これまでにデザイン事務所として培ってきた経験をもとにアドバイスしてあげられたらと、
寺小屋のようなイメージでスタートしました。

次にクリエイティブツアー。
デザイン塾の塾生と色々な町を訪れ、その地域について考え、生きたデザインを学ぶ校外セミナーです。
写真を撮ったり、地元の作家さんと一緒にものづくりをしたり、地のものを食べたりと、
能動的に見て触れて、土地の創造性=クリエイティビティを五感で感じる。
それは教室の中にいるだけでは体験できないこと。
地元の方と塾生との交流も生まれ、リアルな地域活性のアプローチにもなっています。

そして、久留米絣の販売。
「なぜデザイン事務所で?」と思われるかもしれませんが、実は大きな関連性があるのです。
久留米絣そのものにデザイン性があるのはもちろんのこと、一番はローカルブランディングの実践。
ものを売ったことのない人に「こうしたらもっと売れますよ」と言われても説得力がないですよね。
自分たちで実際に売ることで、厳しい消費者のニーズも知ることができ、
より良くするための具体的なプランを、当事者として考えることができる。
そのための“商売の勉強”の場にもなっています。
もうひとつは、自らがブランディングしたコンテンツにもっと長く関わりたいということ。
『久留米かすり本』を出版した時、久留米絣の素晴らしさに本当に感じ入りました。
であれば「本を出して終わり」ではなく、今後も生産者の人たちと繋がりを持ち、
その魅力を伝え続けていこうと考えたのです。

私たちの仕事はデザインをすること。
“デザイン”といえば、成果物の見た目だけがクローズアップされがちですが、
何かをより分かりやすく効果的に伝えるための手段であり、根っこには“伝えたいもの”があります。
その“伝えたいもの”を、人にどう届ければ良いのだろうと悩んだら、ぜひ声をかけてください。
いわゆる「デザイン事務所」の枠には収まりきれないような、多岐にわたる活動をしてきたので、
きっとお役に立てることがあるはずです。
デザインをするだけではなく、もっと深く関わり、ともに考え、一緒に「これから」をつくっていきたい。
そんな出会いを楽しみにしています。

F_d 石川博己