PENTAX ME(ペンタックスME)。

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お気に入りのカメラにペンタックスMEがある。このカメラはSPよりも一回り小さくてMZ3と同じくらいのこじんまりした35mmカメラ。女性仕様というべきでしょうか、かわいいカメラです。このMEは絞り優先オートで、まさしく女性仕様。絞りだけ気にすれば、あとは(シャッタースピードは)オートなのでラクチン。
このMEもいつものようにオークションで状態の良いものを手に入れた。レンズは50mmの1.4を別に落とした。この世代のカメラは質感がホントにいい。金属の冷たい感じ、露出計のカリカリといったクリック感、ファインダーから見える絵がまたたまりません。ボケ足もきれいで、何でもピントを合わせたら良く見えてしまう。
ボディとレンズ合わせて15,000円くらいだったと思う。今15,000円出してデジカメは買えないので、フィルム代と現像費はかかるが、1年そこらで壊れるかもしれないデジカメより、結果的に安くつくかもしれない。
世界中に個性的でデザインの良いカメラはたくさんある。そんなクラシックカメラを買ってたまにはフィルムで写真を撮ってみよう。撮ってすぐに確認できないというのも、今どきアナログで楽しいよ。みんなデジカメばかりだとフィルムもなくなるし、現像所もなくなってしまう。みんなー頼むよー。
写真コメント
35mmカメラはCONTAXを持っているので、MEの出番はほとんどない。でもきれいなカメラだから売らない。

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日時: 2009年02月28日

SEKONIC STUDIO DELUXE(スタジオデラックス)。

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今日のご紹介はSEKONICのアナログ露出計の名品STUDIO DELUXE(スタジオデラックス)。いつもお世話になっているヘアメイクの野村さんよりもらったもの。始めは上部の光を拾う球が傷だらけで全体的にカバーが割れていたりしてたが、せっかくもらったので修理に出した。8,000円近くかかったがピカピカになって戻ってきた。もう一つあるデジタルの単体露出計と数値もほぼ一緒で正確だ。慣れていないので、とっさの時には使えないが旅行に行ったりしてちょっと時間のある撮影を楽しみたい時などもっていく。重さも手に少しずしりときていい感じだ。
クラシックカメラには単体露出計が必須だ。カメラについているセレン式の露出計はあまりあてにならないからだ。ネガとは言え、やはり正確に狙った露出で撮りたいもの。後で焼くにしても適性(僕の場合は1段オーバーくらい)に撮られたものは焼きやすい。
最近は露出とシャッタースピードとかを表示するコンパクトデジカメも増えたので、それを持って回って露出計替わりにしても良い。どうでもいい写真はデジカメで撮って、これはしっかり撮っておきたいと思う写真はフィルムカメラで撮るというのがいいのでは。以前は35mmのペンタックスSPにフレクトゴン35mmをつけて、どうでもいいスナップはSPで撮って、ちゃんと撮りたいと思ったものはローライフレックスで撮っていた。2台持って回るのはかなり重たかった。今は旅行にCanon G9とローライフレックスを持っていく。でも、最近G9も重たく感じてきたなぁ…GR2にでもしようかな…。
写真コメント
セコニックのスタジオデラックスはオークションでも人気で8,000〜12,000円くらいでやりとりされている。もうかなり古い設計なのにこれはロングライフデザインですね。

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日時: 2009年02月27日

minolta HI-MATIC E(ミノルタハイマチックE)。

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今日のご紹介はminolta HI-MATIC E(ミノルタハイマチックE)。ハイマチックシリーズは個性あるクラシックカメラ全盛期の1960年代生まれ。データによると初代ハイマチックは1961年とあり、この写真のハイマチックEは7代目の1971年だ。当時の価格で28,000円というのはちょっと高価ですね。今のコンパクトデジカメと同じ値段ですが、50年前ですよ。高いですよ、これは。
このハイマチックシリーズは1982年まで作られていたというから、息が長い。それだけ人気を博していたのだ。このコンパクトカメラ、何が良いかというとレンズが大きい(明るい)!見よ、このきれいなレンズ!ロウソクの光でも撮れるというキャッチフレーズも納得!明るいからボケ足も楽しめる。
クラシックカメラのいいところは手動でのフィルム送り、1枚撮るたびにジャッと親指で巻き上げ、ピントも自分で合わせて、シャッターを押す。この一連の動作が気持ちいい。このハイマチックも気持ちの良い巻き上げで、シャッター音も「チャッ」って感じで心地よい。もう買って何年もなるが、フィルムで撮ったことがない。なかなか出番がないけど、空シャッターだけでもとても楽しめるとっておきのカメラだ。今度暇な時に撮ってみよう。
写真コメント
レンズはロッコールQF40mm F1.7。シャッターはSEIKO。重さ560gで当時の価格は28,000円なり。オークションで状態の良いものでだいたい6,000〜10,000円くらい。純正のフードがついてるかついてないかで3,000円くらいの価値がある。

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日時: 2009年02月26日

引延しレンズたち。

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今日は引延しレンズネタです。僕が持っている引延しレンズですが、左下Nikon75mm 1:4、左上Nikon50mm 1:2.8、右下RODENSTOCK Apo-Rodagon-N 80mm 1:4、右上Schneider COMPONON-S 50mm 1:2.8です。他にも4×5用の引延しレンズがありますが、今回はこれだけご紹介。
35mmを焼く時は50mmを使いますが、NikonよりSchneiderを使います。すっきりしてシャープでクリーンという感じがします。Nikonのほうがこってり骨太のような描写です。(僕の主観です!)沖縄とか南国で撮った写真はNikonの方がいいような気がします。ポートレートとかはSchneiderのほうがすっきりしていてやさしい感じのような気がします。(すみません、気がしますばかり言ってます。自信がないんです。)
75mmのNikonはほとんど使いません。6×6を焼くならやっぱりApo-Rodagonです。このレンズはもう最高です。ローライフレックスで撮った写真なら絶対Apo-Rodagonです。優しい感じで程よくこってりしていて、なんというか空気感が最高です。Nikonで焼いたら別の写真に見えます。自家プリントを始める時に知り合いのカメラマンY氏に「なんのレンズ買ったらいいと思う?」と聞いたら「お金があるなら絶対Apo-Rodagonですよ」と言われ、正直に買ってしまった(ほんとに高かった)。正直者でよかったと思うほど、このレンズは最高です。
50mmのRodagonをしばらくオークションで狙っていたが、なかなか出てこないうちにもう50mmはいいやと思って最近は興味なしです。
写真コメント
今日このレンズを撮影後スタッフに「どのレンズが一番高いと思う?」と聞いたら、Nikon50mm、Apo-Rodagon、COMPONON、Nikon75mmの順だった。読みは悪くない、ガラスがいっぱい使われている順に高いという読みですね。

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日時: 2009年02月25日

ハッセル バリアブル エクステンションチューブ。

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ハッセル バリアブル エクステンションチューブなるものを買った。オークションで80,000円もした。レンズもなにもついてないただの空洞だ。なのに80,000円もした。なぜ買ったか?う〜んそれが問題だ。これね、めちゃくちゃ寄れるのよ。髪の毛一本くらいのピントしか合わないんだけど、超接写ができるわけ。これつけて撮った写真をみて、「うお〜、すげぇ!」って思って思わず買ってしまったわけ。超後悔してるわけ。
試し撮りしてすぐに飽きたし、いまひとつ露出倍数とかわからないし…。こんなもん買うんじゃなかった(涙)。いらんて、こんなの。もう一度オークションで80,000円で出してみよう、即決とかで。80,000円あるなら、ワイドローライの軍資金にしたほうがいい。ワイドローライを買うつもりならもういっそのことハッセル関連はみんな売ってしまってもいい。マガジンもいっぱいあるし、初期のシェードとかもあるし、なんやかんやいっぱいある。そんなに撮らないのに…(ハッセルでは)。
ハッセルは関連パーツがありすぎて収集癖をくすぐってしまう。つい集めたくなるのだ。でももうフィルムで撮るということが貴重になってきたし、どうせならもうローライ以外で撮ることないだろうからいらないなぁ。売ってしまおう!
写真コメント
超接写できるがピントの合い幅は髪の毛一本程度。何撮るんよ、これで。

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日時: 2009年02月24日

ZEISS IKON(ツァイスイコン)6×6判。

ツァイスイコン
これまた以前友人が持っていた6×6スプリングカメラ、ZEISS IKON(ツァイスイコン)6×6判。レンズはテッサー8cmF2.8とある。このカメラはやたら重く、フィルム装填もオートマットではない。後ろに丸い赤い窓があって、フィルムの一枚目のサインで巻きを止める必要があった。当然ちょっとオーバーしたりして、12枚撮れなかったりする。距離はどうやって合わせたんだっけ…?面倒くさかったに違いない。とにかく実用的ではなかった。それに重すぎ!金属の固まりを持って回っているようだった。こいつもフィルム数本をとってオークションで売られていった。かわいそう…。
クラシックカメラはこのツァイスイコンのように蛇腹があるカメラが多い。僕も昔フォクトレンダーのVITO2(ビトー)という蛇腹を持つ35mmのカメラを持っていた。このカメラもフロント部分をパコッと開けてレンズを引っ張ると蛇腹が伸びてくるタイプのものだった。こういうタイプのものは折り畳むととてもコンパクトになって持ち運びが楽だ(イコンは重すぎだけど…)。蛇腹のクラシックカメラは蛇腹にピンホールがあったり光線漏れがあるものが多いので、買う時は注意が必要だ。オークションで出品されているもので「当方カメラに詳しくないので現状渡しでお願いします」とか「なにぶん年代物なので細かいことはご容赦ください」といった“なにかあっても言ったでしょ”的なコメントがあるものは要注意だ。確信犯的な匂いがするのは僕の偏見だろうか…。
話は変わるが昨日新型ワイドローライが298,000円で落札されていた。一件の入札だった。僕もどうしようかさんざん迷ったけど、今は金欠なのでどうしても思いきれなかった。あれは買いだったと思う。
写真コメント
自分のカメラでなかったので特に印象はない。売られていったカメラは今ごろどうしているのだろうか…。

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日時: 2009年02月23日

ベビーローライ(RolleiFlex 4×4 )。

ベビーローライ(RolleiFlex 4×4 )の写真
以前会社のスタッフが所有していたベビーローライ(RolleiFlex 4×4 )。僕がオークションで落札して彼女に譲ったが(落札金額で)フィルムがベスト判という普通に流通していない特殊なフィルムのためなかなか撮るのがおっくうになってしまったらしく、あえなく売却。フィルムが普通に流通していたら絶対かわいいカメラだと思うが、いちいちネットで買わないといけないし高いし実用的ではない。
レンズは60mmのシュナイダーのクセノターF:3.5だったと思う。描写は結局まともにプリントしたものがなく、良かったのか悪かったのかわからない。クセノターなのであっさりキリッとした描写なのだろうか…。小さくてホントにかわいいカメラだけど、フィルムがないとどうにも…ねぇ。ブローニーのフィルムを自分でカットしてベスト判をつくるキットみたいなものがあったが、それも面倒くさい。幅を狭く切ってベスト判のスプロールに巻き直すのだ。現像は普通にブローニーの現像でOKだったと思う。サイズは6×6よりもひと回り小さい。ハッセルでもマガジンで4×4があるが、ハッセルの場合はブローニーフィルムのセンターを贅沢に使われるだけで、ベスト判フィルムでなくても撮れる。送りは6×4.5だったと思う。だったら6×4.5で撮ればいいじゃんって感じだが。
今日は朝から天気が悪い。来週は雨らしい。ローライを持って海でも撮りに行こうと思っていたのに残念。「紅絹」の撮影のためストロボとか出しっぱなしだったし、機材整理のためのオークションに出品写真でも撮ろうかな。それも面倒くさく感じる天気だ。
写真コメント
RolleiFlex 4×4(通称ベビーローライ)。ベスト判フィルムを使用するかわいいカメラ。オークションで40,000〜70,000円くらいでやりとりされる。フィルムがなかなか手に入らないので超趣味以外なにものでもない。

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日時: 2009年02月22日

BROOKX-VERIWIDE(ブルックスベリワイド)。

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昔オークションでカメラを買っては売り、売っては買いしてた頃、BROOKX-VERIWIDE(ブルックスベリワイド)という6×9の中判カメラを買った。Schneiderの47mm超広角レンズを装着したそのカメラはファインダーなしの目見当で撮るしかできないカメラだった。被写体までの距離はフィート表示なのでまったくチンプンカンプン。どうせ超広角だし開放ですでに8だしちょっと絞ればほぼどこでもピントは合うだろうから必要ない。ただ、自分が録ろうしている構図は確認したいので、コシナから出ている21mmのアングルファインダーを購入。なんでこのファインダーを購入したかは当時の記憶がおぼろなのでよくわからない。おそらくネットで調べてこのファイダーが写る範囲を的確に表せてるということだったのだろう。
このアングルファインダーはウエストレベルで撮影でき、ファインダー通り撮れていたので結構便利だった。このカメラを首からストラップで下げて写真を撮っていると注目の的だった。そりゃあ珍しいでしょ、こんなスタイルは。水平・垂直をとるのに便利な水準計がカメラに取り付けられていて、これで水平を確認しながら録っていた。
描写はすっきりとしていて気持ちの良いコントラストが効いていて好きだった。結局フィルム2、3本撮って飽きてしまいオークションで買った値段+アングルファインダー購入費を合わせた金額で売ってしまった。130,000くらいだったと思う。
今のデジタル全盛期ではきっとこんなもの出品しても売れなかっただろうが、当時はこういったカメラほど売れていた。みんなもどんな描写がするのか興味があったのだろう。この当時はこういった“どんな描写がするのだろうカメラ”をよく買っていた。だいたい買った金額で売れていたので買っては売り、売っては買いで楽しい時代だった。といってもほんの5年前くらいだが…。最近はこういった楽しみがなくなって残念だ。なにせ買うのはいいけど、売れないからねー。
写真コメント
とても個性的なカメラBROOKX-VERIWIDE(ブルックスベリワイド)。今ごろどこで誰が持っているのかなぁ。ファインダーがないカメラは撮る楽しみが半減するね。すぐ飽きるような気がします。ハッセルのSWCはどうかなー。

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日時: 2009年02月21日

憧れのワイドローライ。

野村さんと石川(僕)の写真。ツァイスイコンで撮影。
ワイドローライが欲しいと言っていたら本当にオークションでとびきりのワイドローライを見つけた。オークションの開始価格が33万でほとんど新品に近い。フィルターもごまんとついてるし、純正のフードまである。メーターも生きているようだし、ケースまでついているとは…。もうおそらくこんな状態のいいワイトローライに出くわすことはないだろう。
入札しようとしたら、出品者の評価が(1)になっていた。う〜ん、さすがに誰もつけていないところを見るともちょっとビビってるのかなぁ。確かに、これはちよっと怖いなぁ。質問欄でヤフーの先物取引が利用できないか聞いてみたが、音沙汰なし。ちょっと怖いのでやめておこう。
それでも気になって気になって仕方がない。ちらちら見続けること数時間。終了間際に4人くらいが攻め合って45万で落札されていました。いやーあのワイドローライなら45万でも価値ありです。ちゃんと手元に届けば。僕はちよっとビビって入札出来なかったが、評価が100超えている人だったら僕も50万くらい追ってたかもしれない。今思うと評価が1の人で良かったかもしれない。お金ないから。あーでも、欲しかったなー。ほんと欲しかった!
写真コメント
写真は昔撮ってもらった(ツァイスイコンかなんかだったと思う…)僕といつもお世話になってる長年の友人、ヘアメイクの野村氏。首から下げてるのは僕の愛機ローライフレックス2.8F

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日時: 2009年02月18日

ブロニカS2のレンズ。F:2.8 50mm NIKKOR-O。

ブロニカS2のレンズF:2.8 50mm NIKKOR-O
昔友人がカビだらけのブロニカS2を自分には必要ないからと譲ってくれた。ほんとにカビ臭くてしばらく風通しの良い場所に置いていたが、いっこうに良くならない。それでもあのうるさい「ガキン!バシャ!」というシャッター音もなんとく気に入ってレンズをオークションで探しだした。50mmのレンズが38,000円とハッセルに比べて4分の1程度の金額でオークションに出ていた。程度も良かったので相場を調べるまでもなく買ってしまった。
50mmなのに開放2.8ですよ。なんでこんなに明るいの?って感じですよ。ブロニカに装着していざ写真を撮ろうとしたら、どうもギアが壊れているようで撮れない。結局このカメラ壊れてたのだ…。ボディだけもらったから気がつかなかったが、実はジャンクだったのだ。レンズはピカピカなのに撮れないとは…。とほほ…。
いつもお願いしているカメラ修理屋さんに問い合わせたところ、S2の修理は面倒らしくわりとコストがかかるとのこと。修理してまで使うのはどうかと言われた。確かに、ギアを直してカビをとっていろいろやってたら5〜10万くらいになりそう。それだったら程度の良い完動品を3万くらいで買った方が安い。結局このS2はずっとキャビネの中で眠ったまま、レンズはオークションで落とした金額で売った。F:2.8の50mmの描写を見てみたかったが残念。もう買うこともないだろうから一生分からないね。もう昔みたいに中判カメラをホイホイ買うこともなくなった。寂しいなあ。
写真コメント
F:2.8 50mm NIKKOR-Oのレンズです。一度も陽の目を見ることはなかった。残念です。

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日時: 2009年02月17日

5.6/120mm APO SYMMAR。

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以前エフ・ディを季刊で作ってた頃4×5で福岡の海の写真を撮って回ったことがある。その時のレンズはf:5.6/150mmのApo-Sironar-Nだった。150mmの画角はいたって標準なので気持ちいい。でも風景を撮る時、もう少しだけ広角が欲しい。
友人から135mmを借りたがどうもいまいちピントこない。と言っても90mmは広角すぎて気持ち悪い。ローライフレックスの80mmの画角は僕の見た感覚に近く、この部分を撮りたいと思った時ローライを構えるとピタリとその光景がスクリーンに写り出される。距離感がピッタリなのだ。こんなイメージに合う距離感を4×5でもないかと思っていろいろ試してみたが、135mmよりもほんの少し広角だとイメージに合うことがわかった。
いろいろとサイトで調べてみたが、135mmの次はもう90mmとかになっていてない…。いろいろと探してようやく120mmという画角があることことがわかった。しかしこのレンズの画角がまた市場にない。だいたい僕はオークションでカメラを買うことが多く、しばらくオークションをチェックしていたが全く出てこない。3ヵ月ほど待ったが全く出てこないので、仕方なくウェブで探した。
ありました。5.6/120mm APO SYMMARです。どこかのカメラ屋で強気の値段つけてました。交渉したがあえなく玉砕。130,000円で買いました。高っ!リンホフにつけて外に出てみたら、もうピッタリの画角。ここだ!と思った位置に三脚を置いてファインダーに写しだされる画はイメージピッタリ。僕の距離感に合うレンズです。しかーーし、まだ一度も撮ってないのだ。なんーー!
写真コメント
5.6/120mm APO SYMMARのレンズです。きれいです。高かったですから。でもまだ一度も撮ってないですから。

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日時: 2009年02月13日

ブロニカGS-1。

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僕の持っている中判カメラにブロニカGS-1がある。6×7のカメラだが、フィルムバックを6×6に替えて、広角が欲しい時(50mmを持っていた)よくこのカメラで撮っていた。後にハッセルブラッド500C/M(60mmディスタゴンも)を購入。機会を失われた。
スクリーンは6×4.5、6×6、6×7のエリアが刻まれているものを使っていた。このスクリーンは便利だったなあ。レンズは6×7なので、6×6のサイズで撮るということは、真ん中部分の、いわゆる“美味しい部分だけ使っている”とも言え、開放でもしっかりした描写だった。
気に入らないのはフィルムの送りが横だったので印画紙に焼くとき6×6だと左右に空きができるので、ローライで撮ったものと焼きの方向が90℃違うことくらい。印画紙を90℃回転して焼けばいいのだが、それも面倒くさくて…。
オークションで購入してからこつこつとレンズも集めて、いろんなパーツも程よく集め終わったと思ったらメーカー(ブロニカ)自体がなくなった(タムロンが事業を中止した)。
ほんといいカメラだったが、カメラ屋のおっちゃんに言わせれば「安すぎ」だったらしく、あまり安いとカメラは売れないらしい。このブロニカGS-1はまだ売る気がしないので(どうせ売っても二束三文なので)まだ持っている。久しぶりに撮ってみようかな。
写真コメント
写真はGS-1に6×6のフィルムバックをつけて撮ったもの。レンズは50mmの超広角。開放でもしっかりした描写だった。ここは「まんだらけ」というオタク系の人がこよなく愛するところ。エフ・ディで福岡サイトシーングという企画で、福岡のいたるところで撮った写真の一枚。福岡を代表するところでもある。福岡にきたら一度は行ってもらいたい。

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日時: 2009年02月08日

僕が愛したカメラたち。

ローライフレックスで撮られた沖縄の写真
僕の持っているローライは3台あり、どれもローライフレックス2.8Fプラナー(RolleiFlex 2.8f Planar)。レンズは80mm・Planarだ。ローライでは定番で人気のあるレンズだが、75mmのほうが画角も少し広く好きだという人が多い。僕は一度も75mmのファインダーを覗いたことがないので、どの程度違うのかわからない。最初に買ったプラナーの写りに惚れてしまい一度も他の画角に浮気したことはない。が、同じロクロクのカメラには何度も浮気した。
アイレベルで撮れるペンタックス6×7に似たグラフレックスノリタはでかくて重くたかった。80mmのレンズはF2.0と明るく、開放で撮った写真のボケは素晴らしかった。広角も40mmはギュンギュンに広角で、いわゆる樽型の描写だがそのディストーション具合は強烈で引きつけるものがあった。僕のスタイルに合わなかったので速攻で売ってしまったが、二度ともうあんなにきれいなノリタに出合うことはないだろう。
KOWA 6(コーワシックス)もとてもいいカメラで、これもなかなか手に入れることが難しい広角レンズまで持っていた。テッサーに似たスッキリと凛とした描写だった。シャッターの感触も「プワシャッ」と心地よい空気を圧縮するような音だった。ローライと同じタテの巻き取りなので、プリントをする際に天地に白い空き(未露光)ができてよかった。
同じローライの一眼レフのRolleiFlex SL66も、蛇腹のおかげで寄れて楽しかった。レンズをリバースすると接写ができるらしいが、一度も試したことはなかった。だって不格好なんだもん。このSL66はコマ間隔にばらつきがあって、最悪重なることがあるので、売ってしまった。
浮気はしたけど、結局今はローライ一本だ。ハッセルもあるけど、売るのも惜しいから残してる程度でもう撮ることはないような気がする。フィルムがなくなるまで、ローライで撮り続けよう。
写真コメント
写真は大好きな場所、沖縄にて。楽しかったなぁ…。この頃はまでUCとフィルムがあって、これで撮るといい感じの色になって好んで使っていた。人気がないのかすぐになくなってしまい、最近はもっぱらVC400一本だ。この先もう新しいフィルムが出ることはないだろうなぁ。

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日時: 2009年02月03日

新しい写真ライフのために機材を整理しよう(と思う)。

ブロニカGS-1で撮られた写真
来年からまたまじめに写真を撮っていこうと思う。まずは今もっているカメラ機材の整理をしようと思う。新しい機材への投資もしなくちゃいけないので、持っていてもうほとんど使わない可能性のあるものを売って元手に替えよう。
とりあえず、CONTAX 167MTはもう使わないだろう。となると、三種の神器1.4シリーズの35mm・50mm・85mmもいらない。レンズフードから純正のストロボもいらない。フィルターもごまんとある。ここら辺はオークションで出品してしまおう。リンホフももう使わないかもなー。となると4×5関係はごまんとあるぞ。4×5を売るとなると、4×5の引き伸ばし機もいらないということになる。もう35mmのフィルムで撮ることはないと思うと、CONTAX T2、PENTAX MZ3、BESSA R2Cに旧コンタックスレンズのプラナー35mmにゾナー50mmもあるぞ。メカニカルカメラのSPにM42レンズも沢山ある。結局フィルムはローライフレックスとハッセル(ハッセル関係ももういいかな)だけにして、あとはデジタルにしようかな。
これだけ売って整理すれば60万ちかくなるんじゃないだろうか。売ったお金でNikon D3でも買おうかな。ブリンターも一番いいやつを買っとけばしばらく使えるだろう。ローライとNikon D3だけ。う〜んシンプルでいいかも。でも、なかなかできない(売れない)だよね、これが。
写真コメント
2002年ごろに撮った吉井町の旧家で着物の女の子。フリーペーパー〈エフ・ディ〉より。ブロニカGS1で撮影。いいカメラなんだよね〜、このブロニカ。なかなか6×7の出番がないなぁ。もう3年以上撮ってないぞ。売ろうかな。

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日時: 2008年12月30日

何しろPlanar好きなもので。

BESSA-R2Cの写真
秋になって紅葉がちらほら見え始めたこの時期は、自然がとてもきれいなので写欲がうずうず沸いてくる。(既出ネタで申し訳ないが)この時期になったら僕は35mmのBESSAを持ち出すことが多い。僕の数あるカメラの中で、新品をちゃんと買ったのはこのBESSAとPENTAX MZ3とデジカメ達くらいである。デジカメはさすがに中古は買わないので、当然新品になるが、フィルムカメラのほとんどは中古品なのだ。
このBESSA -R2Cは旧コンタックスレンズのマウントBESSAで、昔の銘玉ツァイスのPlanar(プラナー)やSonnar(ゾナー)が装着できるのだ。なにしろ、Planar好きの僕はこのPlanarf=35mm 1:3.5が使いたいがためにBESSAを買ったようなものだ。このPlanarもSonnar f=50mm 1:1.5も、絞りのクリック感がなく、無段階(というような表現で良いのか?)で、ぐるーと回るのだ。これがなんかとてもアバウトでいい!5.6と8の間を3分の1刻みとかでなく10分の1でもできる。絞り羽根も枚数が多く円形絞り。もちろんボケ足は最高だ。
 Sonnarの羽根は11枚あるし、Planarは9枚ある。あのお高いハッセルのレンズよりも多いのだ。
Planarはとても状態の良いレンズで東京のカメラ屋で13万で購入。BESSAのボディがたしか10万近くしたはず。Sonnarが6、7でオークションで購入。割りとこの子たちにはお金を使わされた。
写真コメント
Sonnarの写りはあっさりしていて、スッキリという感じ。きれいです。開放が1.5なのでめちゃくちゃボケます。ピンはちょっと甘い感じがするけど、ホートレートとかとてもいい感じだと思います。Planarはコッテリしていて、フードをつけて撮影すると(このフードが何ミリのレンズ対応なのかいまいちわからない)端がすこしケラれて焼き込みのような陰影がついて、これがまた良い!焼きこむ手間いらずで、すごく良い感じに仕上る。

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日時: 2008年10月10日

修理から帰ったSP。

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長いことファインダーのピントの合いがいまいちだったPENTAX SPを修理に出した。ピント調整、ファインダーの清掃などをやってもらって戻ってきたSPだったが、コンビのフレクトゴン35mmをつけてみると、あれれ!無限でまだモザイクがかかる。合わない!SPにはいつもフレクトゴン35mm・f:2.4をつけているのだが、無限にした時にモザイクがまだかかりきれいにピントが合わないので、今回の修理の前にも一度SPを修理に出したのだ。戻ってきたSPでフレクトゴンをつけて確かめたら、今回と同じようにピントがすっきり合わないので、問い合わせたところレンズに問題があると言われた。なので、レンズを修理に出して合わせてもらったのだが、これでもあわない。またまた問い合わせたところ、もう一度ボディを送ってくれとのこと。で、今回ボディを送ったのだが、やっぱり合わない。どーいうこと?
ちょっとムッとしてまたまた問い合わせたところ、2台とも送ってくれとのこと。で、今回戻ってきたらバッチリ!どういう調整が行われたかはわからないが、けっこうお金がかかってしまった。今回この修理を通して気が付いたことがある。このSPオークションで48,000円とSPにしては法外な金額で落札したのだが、ブラックでキズなしということで思い切って落札した。しかし、なんと!これはシルバーをブラックペイント(後塗装)したものだったのだ。
使っている間にキズの下になぜか真鍮ではなくシルバーの塗装面がでてきてるのが気になっていたが、修理伝票にしっかり「ペイント」と書かれていた。これにはかなりショックというか、やられた!もう3年も前のことなので、時すでに遅し!いまいち良くない塗装だなと思っていたが、再塗装のボディだとは…。使い込んだブラックボディがすり減った下から金色の真鍮のボディが見えるのがかっこいいと思っていたのに、チクショー!
露出計まで壊れているSPに48,000円も出したとは、とほほだ。今回の修理、フレクトゴン8,000円(オークションでの落札価格9,000円)、SP8,000円+ファインダー清掃等今回の調整8,000円、24,000円か…。痛い出費!最初からBESSAFLEXを買っておけばよかった。フレクトゴンのレンズはものすごく気に入っているので、使い続けるがこのSPはこの先使い続ける気力がなくなりつつある。BESSAFLEXでも買ってそっちで使おうかなぁ。
写真コメント
昨日から天気が悪い。せっかくの放生会にも行けない。ホークスタウンに出かけたが、あまりの大渋滞に巻き込まれて近くまで行くが断念。身動きが取れない一日。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2007年09月17日

PENTAX KMのファインダーを覗くとは映画館のようだった。

ローライフレックスで撮られた写真
もともとは知人の影響で写真を始めた。当時知人がPENTAX KMというカメラを持っていて、ちょっと扱わせてもらったら良い感じの作りだった。まさにメカニカルカメラといえる鉄製の重厚な作りなのだ。今のカメラはプラスチックで安っぽいのに、このカメラはズシリとほどよい重量感と、ダイヤル式のシャッタースピード。ロゴも安っぽい印刷ではなくちゃんとペンタ部分がロゴ型に掘っていてインクが塗ってある。(貼り地はなくここはちょっと安っぽい)ファインダーを覗くと右側に露出を示す針があるだけでいたってシンプル。「おお〜なんかいいんじゃない!」っていう感じ。その当時僕はPENTAX MZ-3しか持ってなかった。MZ-3に比べてファインダーの中は広い(広く見える)。「映画館のようだ」という印象だった。シャッターを押すと「カッシャーン」といい音がなる。巻き上げも手動なので「ウィーン」というあのモーター音もない。「いいねぇ」僕はすっかりこの頃(KM時代の)のPENTAXの虜になってしまったのだ。 それがゆくゆくはSP〜CONTAX〜BESSAと35mmカメラの森をさまよう始まりだったのだ。
この頃のカメラはファインダーを覗くとデジタルな表示などか一切無く、横に針があるくらいでいたってシンプルだ。映画館に入ってスクリーンを見ているようで、集中できる。今でもPENTAX SPを覗くと、スッキリした視界に写真を撮るモチベーションが上がってくる。デジタルみたいにいちいち撮れているかどうか確認する事も出来ないフィルムカメラは、写真を撮るという行為のみを楽しむことが出来るのだ。
写真コメント
写真は《エフディ》vol.17で撮影したもの。奥に写っている女の子はローライフレックスで撮影し、手前のコーヒー豆はフレクトゴンで撮影した。これをMacで合成ではなく印画紙上で追い焼きした。いちいち面倒くさいことをしなくても良かったのに、なぜかこの頃はアナログに執着していた。

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日時: 2007年02月02日

SPを買うときのポイント(状態)!

ローライフレックスで撮られた写真
以前書いた日記でPENTAX SPのことを買いたが、その時に何か買う時の注意点などありませんかと数通メールをいただいたので、ここにも書いておこう。SPを買うときのポイントと相場を僕なりにまとめてみた。参考になるかどうかはわからないが、よかったら呼んでみてほしい。

主にポイント(状態)はこのふたつ。

その(1)ファインダーを覗いて横断幕がないかどうか?

これはプリズムの剥離をしているかどうかだ。ブリズムが剥離していると、ファインダーを覗いたときに黒い横線が見える。パッと見はボヤーとしてて分からないが、よく中をキョロキョロ見るとわかる。覗いてみてすぐにわかるようではひどい状態だ。これがあるとプリズムの再蒸着をしなければならない。(気にならないのであればする必要もないが)再蒸着は日○テクノでやってくれるがかなり高い!余裕でもう一台、程度の良いSPが買える。僕はあまり考えず再蒸着(+オーバホールまで)をしてしまった。これだけで17,000円もかかった。今考えるとバカみたい。
プリズムが腐食していてもピント合せに支障はないので、割り切って使うのも良いと思う。腐食しているSPだったら格安(ジャンク扱い)で手に入るし。

その(2)露出計が生きているかどうか?

クラシックカメラはどのカメラでもそうだが、露出計がついているカメラで露出計が死んでいるカメラはジャンクだ。価値が大幅に下がるだけでなく、壊れた露出計分重いだけである。SPみたいな35mmカメラで露出計が壊れてたりすると、単体で持ち出せないので話にならない。勘でとってもいいが、壊れていないほうが絶対良いのは間違いない。もし露出計が壊れているだけで、他の部分が美品レベルのものだったら、買って修理しようと思うだろう。ちなみにそういう時は関○カメラサービスも日○テクノもSPの露出計の修理はできない。僕はいろいろ調べていくつか修理してくれるところを見つけ、熊本の業者さんに頼んだ。金額も驚くほど安く完ペキ!それ以来すべてのカメラはそこに出している。(リンクページを見たらわかるよ)
他には、どのカメラでも同じで一概にSPに限ったことではないが、シャッターが壊れていたり、ミラーが降りてこないとか、電池室に液漏れがあって錆びていたりとか、ペンタがへこんでいたりとか、そんなものは安くても買わないほうが良い。モルトの劣化や小キズくらいにしておこう。古い年代のカメラだから、外装に見てとれる酷使の状態があれば中もひどいものだからやめてたほうが良い。僕はこのシルバーのSPを17,000円もかけてプリズムも再蒸着し、オーバーホールし完ぺきな状態にした。17,000円+5,000円で22,000円。今思うと22,000円出したらピカピカの美品SPが始めから手に入ってた。
写真コメント
写真は《エフディ》vol.16で撮影したもの。フィルムはBW400。カメラはもちろんローライフレックス。

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日時: 2007年02月01日

広角カメラは底引き網漁に似てる。

ローライフレックスで撮られた写真
もう売ってしまったが、BROOKS-VERIWIDEという6×9のカメラを持っていた。スーパーアンギュロンの超広角レンズがついていて、確か絞りはF8とかだったと思う。このカメラのピントは目測でファインダーもない。これでは撮りにくいと思い、コシナのアングルファインダーを買ってつけた。わりとしっくりくる組み合わせで、ファインダーの像のイメージで実際も撮れていた。ボディのいたる所に水準器がついていて、しっかり合わせると水平垂直としっかりしたパースが描かれて迫力のある写真になった。狭い部屋での撮影なんかも見間違うくらい素晴らしい空間に写ったし、描写もヌケがよく素晴らしかった。ストラップをつけて首から下げて街をぶらぶら歩いているとこれまた目茶苦茶目立っていた。広角レンズはしばらく撮っていると飽きるので、このカメラもフィルム3本くらいで売ってしまった。広角なのでピントを合わせるといった楽しみもないし、手当たり次第(広い範囲でという意味)撮れてしまうので退屈に思えてしまったのだ。80mmのレンズのローライフレックスは一本釣りに似ていて、こんな超広角レンズのカメラは底引き網漁か、はえ縄漁のような感じだ。なんとなく意味がわかるだろう(笑)。
このカメラも運良く、買った時の金額+アングルファインダーの金額で売れた。しっかり目利きして買ったカメラやレンズはそのコンディションのままだったら時間が経っても同じ金額で売れる。いろいろなカメラを買ってしばらく撮って売って、また買って…と何度繰り返してきただろうか。損をすることもあれば、得をすることもある。おかげで、カメラの知識もついた。デジタルカメラだとこうはいかない。フィルムカメラの、それもクラシックカメラだから出来ることだ。
写真コメント
写真は《エフディ》vol.19で撮影したもの。カメラはローライフレックス。本来ならスーパーアンギュロンで撮った写真にするところだが、あいにくネガを焼いたものが見当たらない。今度ちゃんと写真の整理をするので、見つけたら差し替えるようにしよう。

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日時: 2007年01月28日

続 お気に入りのフレクトゴン35mm。

PENTAX SP
フレクトゴンのレンズがつけたくて買ったSPのレンズマウントは今ではもうないM42スクリューマウトという規格。このマウントのレンズ交換はとてもまぬけだ。なぜかというと、ネジだから。レンズをぐるぐる回して装着するのである。外す時、勢いあまって危うく落としそうになったことが何度もある。昔、SPを使っていた写真学生たちが自転車に乗っていて肩にかけているSPのレンズが振動で外れて落ちたことがあると聞いた。スクリューマウントのカメラを持って自転車に乗るな!と。おかしい(笑)!いや、本当にそんな感じがする。
僕はブラックのPENTAX SPにツァイスイエナのフレクトゴン35mm f:2.4のレンズを付けている。前の日記でも書いたが、このレンズはいい!ものすごく寄れるから!35mmという画角で風景まで撮れて、マクロ撮影までできる。またボケ足もいいし、明るい(昔にしては)。どのくらい寄れるかというと15cmくらいまで寄れる。なんでもいい感じに撮れるのだ。特に食べ物なんかとても良い感じに撮れる。色ノリもとても良いし、逆光にも強い。このフレクトゴンの35mmf:2.4と20mmf2.8、タクマーの50mm1.4と1.7が僕のSPのレンズたちである。
このフレクトゴンはオークションで10,000円くらいで買える。M42マウントは優秀で豊富なクラシックレンズを安価で買えるということも魅力のひとつだ。ツァイスのテッサー、パンカラー、フレクトゴンと魅力的なレンズはいっぱいある。また日本の富岡工業のレンズもある。現代のレンズとは違った“良い感じ”の写りをするからぜひ試してみてほしい。
PENTAX SPの相場はどのくらいなものか。この機種は非常に多く出回っているので、安いところはめちゃくちゃ安いし、「なんでこんな値段?ぼってんの?」というくらい高いところもある。オークションだったらシルバーのSPで露出計もプリズムも問題ないものだったら、5,000円〜14,000円くらいで落とせる。20,000円以上で買うと高い。
頑張って根気強くオークションをチェックすれば10,000円以下で買える。ブラックのSPは1.5〜2倍はする。状態の良いブラックはかなり高い。僕は48,000円もブラックSPにつぎ込んでしまった。これはちょっと熱くなりすぎて失敗した。ブラックでも小キズくらいの美品は30,000円切るくらいで落とせると思う。カメラ屋さんで買うならこの金額の2割増し以上はする。
僕はこのブラックSPをまたまたオーバーホールに出し、レンズもクリーニングし、露出計も再調整してもらったのでまた10,000円くらい出費した。今では頭がおかしかったんじゃないかと後悔している。
写真コメント
写真はフレクトゴンで撮った料理の写真。いつも食べ物ばかり撮っていた時期があり、かなり楽しかった。

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日時: 2007年01月26日

お気に入りのフレクトゴン35mm。

PENTAX SP
このレンズは35mmという画角でありながらヘリコイドの繰り出し量がハンパではなく伸びる伸びる!近接撮影までできるスグレモノ!15cmくらいまで寄れる。これ1本あれば風景から虫まで撮れる。現代のレンズでこんな万能なレンズはないだろう!フレクトゴンの20mmも持っているが、このレンズもかなり優秀で描写もシャープで発色も良くとてもかっこよく写る。収差もとてもよく補正されていて、ゆがみなど気にならない。現代のCONTAXのディスタゴンなどと比べても決して劣らないと思う。M42のレンズの世界はとても奥が深い沼だ。ズブズブと埋まって抜け出せなくなるぞ。気がついたら20本くらい身の回りにゴロゴロしているということになりかねない。注意しないと安いレンズでも、20個買うとかなりの額になる!
マクロまで使える35mm(画角)レンズなんてそうあるものじゃない。僕はこのレンズをSPにつけて南の島に行く。風景からヤドカリまでバシャバシャ写す。手に触れるもの、景色なんでもこれひとつでOKだ。良い感じだなぁと思ったら、ローライで撮る。ローライとペンタックスSP、僕にとっては手放せないカメラだ。
写真コメント
写真はフレクトゴンで撮った写真。マクロ撮影までこなす万能レンズなのだ。描写もすばらしく、使っていいて楽しいレンズだ。

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日時: 2007年01月25日

M42レンズの遊び方。

PENTAX SP
M42レンズを僕はペンタックスSPに付けて遊んでいるが、中にはミラーと干渉するレンズもあるので注意しないといけない。と言っても手元にある2台のSP、シルバーは当たらないのに、ブラックは当たったりするから、一概にこのレンズはダメだということはないかも知れない。ロシア製のレンズは数が多く描写も個性的で楽しいと聞くが、ちょっと精度(スクリューの山など)がいい加減らしいので、取り付けられないものもあったりと当たり外れがあるとのことだ。僕はまだ一度も使ったことがない。買って取りつかなかったりしたら嫌だから。
レンズは一時期かなりハマッていっぱい持っていたが、あまりに増えすぎたので、オークションで売ってしまってもうあまり手元に残っていない。買った時の値段で売る時もだいたい売れる。ひとしきり遊んでまた次を買うといったことをしばらくして楽しんでいた。それらの中でもお気に入りのレンズはツァイスイエナのフレクトゴン35mm f:2.4だった。このレンズはとても優秀だった。
写真コメント
フレクトゴンはツァイス製なのだ。描写は文句なし!とても一世代前のレンズとは思えない現代でも十分通用するレンズだ。もう何度もオーバーホールして使っている。買った時は8000円くらいだったが、最近は人気が出てて15000円する時もある。

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日時: 2007年01月23日

M42(星雲じゃないぞ)の世界。

PENTAX SP
一時期(今でも熱が冷めたわけではないが)M42というレンズマウントにハマっていた。M42マウントとは、PENTAX SPなどで採用されていた42mm径のネジ込み式マウントだ。スクリューマウントと呼ぶこともある。ぐるぐるネジみたいに回して装着するため、付けている格好はけっこうまぬけ(笑)。でもこの規格のレンズはいろいろなメーカーから出ていて数がとても多い!ツァイスのコピーと言われるロシア製のジュピターとか、フランスのアンジュニューとか選びたい放題なのだ!アダプターをつければ現行のカメラでも装着できるから、ぜひ一本くらい買ってみても損はないと思う。値段もけっこう安い。でも、カメラ屋で買うとけっこう高い(品物は間違いないが)ので、オークションで買ったほうがお得だ。カメラ屋で買う半額くらいの価格で取引されているものもある。
このレンズの魅力はなんといってもハンパじゃない量だ。それに一世代も前のものなので安い!一個1万円もしなくて買えるので、なんだか病みつきになる。どれもものすごく描写が違うかというとそうでもないのだが、安い上に数があるのでついつい買ってみたくなるのだ。
写真コメント
M42にはペンタックスSPが一番よく似合う!ペンタックスSPはネットで5,000円もあれば買えるのでお得だ。ペンタプリズムが剥離していないものを選ぼう!

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日時: 2007年01月23日

和製ツァイスレンズを搭載したPolaroid 180。

Polaroid 180
ポップアートの巨匠、アンディーウォーホールも愛用していたと言われるポラロイド初期型カメラ。オークションで3年ほど前に48,000円で購入。けっこう使った感があったがなにぶん古いカメラなので仕方がない。蛇腹が破れてなくて、メカニカルな部分が完全だったら外観は少々よたってても気にしない。手元に来た180はまぁまぁ許せる程度の使った感。写してみると、これがまたきれい!しばらく気に入って撮っていたがフィルム代がバカ高いので5パックくらい撮ってやめていた。たまに持ち出しては使っているが、これがまたいい味出すのだ!でもモノクロしか金額的に買えない。使い方もけっこうお作法が多く、撮るまでに時間がかかる。
まず、プラ製のカバーを外して。ピント調整用のレバーを少し上に持ち上げ(ピント調整用のレバーが蛇腹のストッパーにもなっているので)、蛇腹を繰り出す。シャッタースピードと絞りを合わせる。レンズボードに右横についている白いレバー(シャッターチャージ)を下げてシャッターをチャージし、ピントは左右のピント調整用レバーを左右にスライドしてピントを合わせる。(これがなかなかよく見えない。)そして、ボディ上にある赤いボタンを押すと「チャンッ!」という音と共に撮れるというわけ。
人がいるところで撮るとかなり目立つ!恥ずかしい!笑われたりもするが、お年寄りがいてその人が昔、金持ちでカメラなんかしてたりすると昔話でつかまる(笑)。このカメラのかっこいいところは、ピートアパートタイプのフィルムをつかうところ。ピールアパートとはよくカメラマンが使うポラロイドみたいなもので、ボディ横から紙が出てて、その紙を引っぱると「ジャキン!」と現像されたフィルム(ネガと印画紙)がでてくるタイプのこと。30秒くらい待ってネガ面を剥がすと「おおー」とポラロイド写真の出来上がり!この動作が結構かっこいいので、このカメラ人気があってなかなか安くゲットできない。ネガ面はゴミになる。いっぱい撮るといっぱいゴミが出る。捨てるところがないと、そのゴミ(現像液がついたベトベトの紙)を持ってまわらないといけないので厄介。

Polaroid 180は1968年に発売開始されたネガ付きフィルムパック(現在ではPolapan 665、フジの100Cなど)が使用できるピールアパートタイプ(プロがつ使うポラみたいに引っぱるタイプ)のポラロイドカメラ。レンズは4枚テッサータイプの富岡光学のTominion 114mm/F4.5を使用(全てのタイプがtominonのレンズを付けているわけではないようです。)、絞りはF4.5〜F90、シャッタースピードはB,1〜1/500秒。フォーカシングはZeiss Ikon社製のレンジファインダーを装備。シャッターメカはセイコー製SLV、スローガバナーも付いている高機能タイプ。全速ストロボシンクロ同調。完全メカニカルなプロ仕様のカメラである。
写真コメント
ピールアパートタイプのポラロイドカメラ。このカメラ、かっこいいと思いませんか?レンズは和製ツァイスと呼ばれた伝説的レンズメーカー富岡光学製。確かに描写は一味違います!

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日時: 2007年01月19日

BESSA R2Cとツァイスプラナー35mm。

BESSA R2C ベッサ
手元にあるBESSA-R2Cのシャッターを押してみる。カシャ。イイ音だ。シャッターの感触もいい。このカメラはフィルムも手動巻き上げなので、シャッターを押した後ウィーンと巻き上げる音もなくて、余韻にひたれる。巻き上げもキリリリときっちり合ったギヤがこすれる音と感触がまたいい。空シャッターばかり押している。このカメラは旧コンタックスのプラナーのレンズを使いたいというだけで、買った。高かった!僕の持っているカメラの中で、珍しく新品買いだ。プラナーもネットで探しに探して、状態の良いものを東京でやっと見つけた。とても感じ悪い店で買った。再三状態を確認したにもかかわらず、手元に来たプラナーはキズこそなかったが、中にはとても大きな気泡があった。肉眼でも一発でわかる程度の気泡だ。旧レンズにはよくあることなので、気にしないという人もいるし、気泡が嫌だというわけではないが、気泡とかないですか?と聞いているのにありませんときっぱり言うのだ。クレームをつけたら、そういうことは言ってないし、聞いてもないとか言う。クレームは一切受け付けませんと突っぱねるのだ。これだったらオークションと変わらないじゃないかと、とても腹が立ったがもうこういうことはつかまされたほうが不運という、オークションの教訓もあるのでもう仕方がないと思うことにした。このレンズはものすごく高かった!今では新品のCanonの30Dくらい買える値段だ。BESSAに装した姿、かっこいいと思いませんか^−^?
ベッサのレンズはプラナーの他にゾナー50mmも買った。このゾナーがとても不思議な写りがしてまたいい。絞りによって極端に色もボケも変わり、同じレンズか?というくらい変わる。プラナーは35mmでありながら、f値が3.5と明るく、割とポートレートでも背景がボケる。このレンズの描写はびっくりするくらいいい。コントラストこそないが、コダックのNCとの相性はバッチリで、色もなんともいえないいい色になるのだ。
写真コメント
このBESSA、カックィィ〜!って感じで、いつみても惚れぼれ。たぶんそんなに生産しないだろうから、思い切って買った。かなりの出費だったが、後悔はない。

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日時: 2007年01月18日

おお、ハッセルブラッド!その2

ハッセルブラッドで撮られた写真
ハッセルブラッドはそう、カメラの王様なのだ!何が王様かというとレンズの描写、完成度、価格。ライカとハッセルには手を出すなというのがアマチュアカメラマンの合言葉かどうかは知らないが、それくらい禁断の果実、聖域なのだ。車で言えばベンツか。もうこれ以上が無いという領域だ。ハッセルブラッドとの出会いは、なにげにヤフーのオークションを覗いていたら新品同様のスターマークの500C/Mが即買で158,000円で出ていたのだ。速攻衝動買いしてしまった(汗)。2、3日後手元に来たハッセルはまさに“新品同然・極上品”!さっそくフィルムを入れ試写に出た。
シャープなレンズと言われるその性能を試すべく、志賀島で遠くの岩の上にとまっている鳥を写す。逆光で写す。鮮やかなものを写す。いろいろと写した後現像に出してあがってきたものは…!「ふーん…」…よくわからない!どこが凄いのかそんなに分からない。同じ様な条件で撮ったローライとプリントして比べてみる。…やっぱりよくわからない。多少色の抜けが違う程度か…(っていうかそれが重要なのだが、この時はあまりわからなかった)。カメラマンに見せて聞いてみた。「どっちがハッセルでしょう?」…やっぱり彼もわからない。そう、あまり違いがないのだ。っていうかやっぱりローライは凄いのだ(というのはハッセルも凄いということか)。
買わなくても良かったか…。もういいじゃない!もう買ったんだから、あれこれ考えるのはよそう。それより、さぁ、パーツ集めだ!レンズが替えられるカメラはやっぱり交換レンズがいるだろう!レンズシェードもいるぞ!どうせなら旧型のレンズシェードの方がかっこいいぞ。どうせ買うなら新品同然がいいぞ!デッドストックを探すんだ。ポラパックもいるぞ。カメラマンでもないのにポラパックは何するんだ? 理由なんていらないのだ!使いもしないけど、50mmのディスタゴンレンズはどうだ? 分かりもしないけど、CレンズよりコーティングされたCFレンズの方が良いぞ!いやいや、モノクロを撮るならCレンズだろう!それも希少な★スターマーク入りの白がいい!まだまだパーツは山のようにあるぞ。純正にこだわろう!純正は高いぞ!途中で休んでいる場合じゃないぞ、あの山まで登り詰めよう!ケツの財布がカラッポになってボロボロになっておまけにケツの毛まで抜かれても進むのだ!そしてこの頂上を目指すのだ!下界の下々の人間が僕を見たらきっとこう言うだろう。「ほら、あれがカメラバカ山の王様だよ」。そう、これは王様のカメラなのだ。(カメラの王様だろ?)
違いがよくわからなかったと書いてあるが、この時(一番最初)は正直わからなかった。今でこそ、プリントするとその違いはわかるのだが(色抜けに関して)。それにしてもハッセルはいいカメラだ。デザインもいいし、安定感も抜群だ。もちろん電池もいらないからシンプルでいい。露出計がついていないのもいい。写真を撮ることだけに徹したカメラだ。プロの指示を集めるのもうなずける。もう中判フィルムカメラの新しいモデルなど出てこないだろう、今のうちに買っておきたいカメラは何だと聞かれたら、デットストックのローライフレックスかハッセルブラッドだろう。この2台の程度の良いものを揃えて、なおかつパーツまで揃えるとなるといったいいくらかかることやら。スペースシャトルに乗って宇宙旅行に出掛けるのと同じくらい僕には実現不可能なことだ。
写真コメント
写真は《エフディ》vol.19で撮影した福岡の海。僕のハッセルにはレンズカバーがついていない。レンズカバーが高いからだ!レンズカバーのついていないハッセルでこんなに波打ち際で写真を撮っていたら、レンズがどんな状態かは言わなくてもわかるだろう(笑)。カメラは写真を撮る道具だというのが僕の座右の銘だ!

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日時: 2007年01月17日

おお、ハッセルブラッド!

ローライフレックスで撮られた写真
《エフディ》vol.19で福岡の海岸を買ったばかりの4×5でひたすら撮ったので、もうすっかり4×5熱は覚めてしまった。飽きやすい性格だ。机の上で寂しそうにリンホフちゃんがたたずんでいる。やっぱ、重いからなかなか持ち出す気になれない。新しいレンズでも買えばまた何か撮りたくなるかもしれない。
《エフディ》の製作が始まると日常のカメラライフではあり得ないほどの写真を撮る任務が与えられる。室内などローライフレックスではとらえきれない画角の時によく登場するのがハッセルだ。標準レンズでは引きが足りないので、60mmつきのハッセルが頻繁にかり出される。僕はあまり広角な画角は好きではないので、60mmくらいがちょうどいい。35mmカメラで35mmくらいだ。
このハッセル、日頃はあまり使うことがないので良さがいまいちよく分からなかったが、なるほどこのカメラはいい!メカニカルはいたってシンプルだし、巻き上げるギヤの感触もとてもいい。このカメラも70年代のカメラだが、芸術品ともいえる精巧なつくりで時代を感じさせない。スウェーデン鋼といった鋼鉄でできてていてシンプルな箱のようなカメラ。レザーの感触も素晴らしい。現代のカメラのようなレザーに見えるプラスチックではないのだ。鋼鉄を使ったその頑丈なつくりは使っていてとても信頼感があり気持ちいい。昔はこのカメラで撮るとギャラが高くなると言われてたそうだ、なるほどそんな気にもなる。
オークションを見ていてもハッセル関係の出品は多いので楽しい。まぁ普通に高いが、デザインとその持ちの良さから考えてみれば仕方がないかなぁと思う。でも高い!前の日記で書いたローライフレックスSL66でレンズやらいろいろ揃えるとハッセルどころではないほど高くつく。本当はSL66で揃えたかったが、金額とパーツを見つけるのが大変ということで今ではハッセルのパーツ集めをしている。物を見つけるのはラクチンだが、それでも高い。
写真コメント
写真は《エフディ》vol.18で撮影した福岡市西新にあるレトロなお店。毎号好んでレトロな風景でモデルを撮っている。だんだんいい感じのお店もなくなってきたなぁ。

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日時: 2007年01月16日

グラフレックス・ノリタ66

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ロクロクカメラでグラフレックスノリタというペンタックス67に似たようなカメラを以前持っていた。なかなかお目にかかることのないカメラだ。特に程度の良いノリタは、ネットで何ヶ月も探してやっとあったくらいだ。ボディが70,000円で40mmのレンズが70,000円だった。計140,000円。高いと思うだろうが、これでも安いくらいなのだ。このノリタはものすごく恰好良かった。ペンタックス67よりも断然恰好良かった。アイレベルの66カメラも一台欲しいと思い買ったのだが、このカメラは重かった(笑)。ペンタックス67もこんなもんなんだろうが、いざ手にしてみると、僕には重くて、とても持って回る気になれなかった。しかし、グラフレックスノリタのすごいところは開放が2.0なのだ!明るい!ボケも強烈!広角はちょっと樽型だが、迫力あるいい感じだった。当然だけどロクロクなので、ファインダーを覗いても正方形で縦に構えるということもない。重くなかったら手放さなかった(オークションで売ってしまった)けど、なにせ重かった。
ノリタに関してはこのページがとても参考になる。僕も買うまでここばかり毎日見ていた。TOPCON CLUB-Norita Club 1う〜ん、今見てもかっこいいなぁ。また欲しくなったかも…。イカン、イカン!昨日もう買うのはフィルムだけにしておこうと言ったばかりなのに。

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日時: 2007年01月01日

来年はカメラよりもフィルムにお金を使おう。

リンホフで撮られた4×5写真
もうすぐ今年もあと残すとこ20分を切った。今年買ったカメラを思い出してみた。今年初めには4×5に興味を持ち始め、リンホフを買った。オークションでほとんど使用歴のないリンホフ5型(?)が30万で出品されていて、何度か流れていた。4×5ならリンホフだよ、と誰もが言うのでリンホフを買っておけば間違いないだろうと、リンホフ出品ものもばかり見ていた。今までいいカメラを買っておいたほうが回り道しなくて結果的に安く済むということを何度も味わってきたからだ。
オークションの出品者に、(リンホフが)欲しいが20万くらいではダメでしょうね?と訪ねたら、あっさりゆずってくれた。かなり年配の方で、サブに持っていたがこの先使うこともないだろうからということで、大事に使ってくれるならと20万で譲ってくれた。手元に来たリンホフはとてもきれいで、キズひとつなかった。それから、かなり4×5の周辺機材にお金を消費したが、とても大切に使っている。
今のところフィルムフォーマット別に気に入ったカメラが手元にあるので、来年何を買おうかと考えても思いつかない。フィルムがいずれなくなるだろうから、これ以上フィルムカメラにお金を使うよりもフィルムをいっぱい買っていっぱい旅行していい写真を撮っていきたい。来年はそんな感じだろうか。
来年(明日)より一日一枚ずつ写真を撮ろうと何度も決意し、実行できないでいるが、来年こそなんとか実現したい。除夜の鐘がなっている、ゴーン!
写真コメント
写真は《エフディ》vol.19より。実際は4×5で撮られた写真、6×6にトリミングしている。雑誌では4×5で掲載している。福岡の奈多海岸。vol.19では福岡の海を10ヶ所近く4×5で写真を撮っている。4×5の解像度はすごいと思った。

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日時: 2006年12月31日

オールウェーズ。

ローライフレックスで撮られた写真
「よ、美咲ちゃんおかみさんは? ハイライトひとつくんな!」
「あら、今日は早いんですね。もうお帰りですか? はいどうぞ。」
「おかみさん、これかい?(指をはじく動作、パチンコのデスチャー)」
「もう好きなんですよ。帰りによってなんとか言ってやってくださいよ!」
「好きなもんをとやかく言えねぇよ、俺ァ。俺もコレだからよ!(一杯ひっかける動作)」
「もう、身体に気をつけてくださいよ。ありがとうございます。」
「じゃあな、一応ひとこと言っとくぜ!(帰り際に手を上げながら)」

タバコひとつ買うのにこんな会話が聞こえてきそうな昭和の時代が好きだ。
《エフ・ディ》の創刊号Vol.15(14までフリーペーパーなので)は着物の号で、大分県の豊後高田の昭和の町に行って写真を撮った。レトロな街並みとキモノの女の子組み合わせはとてもよく合う。ちなみにキモノは銘仙。豊後高田の役所の人はとても協力的で着替える部屋まで貸してくれた。とても親切にしてくれて、ロケ先でこういう風に親切に協力してくれるととてもありがたい。
写真コメント
レトロなたたずまいの商店街。大分県の豊後高田の昭和の町は、昭和の時代にタイムスリップした気分になる。ちなみに写真はハッセル、レンズは65mm。

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日時: 2006年12月20日

王者の印。

ハッセルブラッドで撮られた写真
これはハッセルブラッドで撮った写真だ。よくハッセルで撮った写真はフレーム(フィルムのはしの部分)まで入れて見せることが多い。なぜか?それは“ハッセルで撮ったんだよ”と見せびらかすためだ。ハッセルで撮るとはじの部分に爪あとのようか“かけ”が入る。この写真でわかるように、左の部分の真ん中を挟んでV字状の“かけ”がふたつ。反対側の右の方のセンター部分にひとつ入る。この左右の“かけ”を線で結べばHASSELBLADのマークでもある“V”が出来あがる。こじゃれたサービスだ。だからハッセルの写真はハッセルで撮りましたとわかる。もちろんハッセルは高級カメラなので、このハッセルを持っているということを誇示したいし、ハッセルで撮ったからシャープできれいなんだから、いいでしょうと言いたい。だから印をだすのだ。というのが僕のハッセルのフレームをわざわざ見せる見解だ。ようするに自慢である。
ハッセルをけなしているわけではない。すばらしいカメラだ。プリントするとそのすごさを実感できる。みんながカメラの王様だと言うのもわかる。ただこのマークをわざわざ見せてプリントしている人はどうかと思う。余計なお世話だ。ごめんなさい。
写真コメント
写真は《エフ・ディ》vol.19特集のフクオカビーチから糸島の二見浦の海岸。モノクロで福岡の東は津屋崎から西は唐津まで撮りまくった。福岡の海は沖縄の海に負けてないとつくづく思った。本当にきれいですよ。

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日時: 2006年12月20日

エフ・ディ「My Forever Love」act.9 end

ロクロククラブ
写真コメント
駆け抜ける湾岸ロード!聞こえるエイトビート!
さわやかな潮風がふたりを包みこむ。
どこまでも続く海辺の道をキミといつまでも走っていこう!
雨の日も嵐の日も雪の日も夜になっても
ハートのガソリンが燃え続けるまで
My Forever Love
Going to a go go!
「サイコー!」(おしまい)
《エフ・ディ》vol.11より。

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日時: 2006年12月15日

エフ・ディ「My Forever Love」act.8

ロクロククラブ
写真コメント
ユウジと別れたユミは新しい恋人(4人目)といました。
心の中ではまだユウジのことを愛している。
「あんなウソをつかなければよかった、
愛しているのはユウちゃんだけ!でも一人じゃさびしいの」
「ユミー!」そこに登場したのはユウジ。
「やっぱり俺にはおまえしかいない!
ヨリを戻してくれないか」
「ホントにユウちゃん!ワタシもユウちゃんだけ」
ふたりとも別れてイロイロあったけど
イロイロあったから気づく自分の気持ちってアルよね!
《エフ・ディ》vol.11より。

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日時: 2006年12月15日

エフ・ディ「My Forever Love」act.7

ロクロククラブ
写真コメント
悪いけどもうしばらく遊びたいっチャ!
サトミにアキナにサユリちゃん
ユカリにチエにルミコちゃん。
「俺は自由だ!
もっともっと出会いが欲しいんだ!」
出会い系サイトにまでハマるユウジは
いつしか虚しさを感じるのでした。
「本当の愛が欲しか!」
「俺の愛する人はユミだけばい!」
ユウジは本当の愛に気づきました。
《エフ・ディ》vol.11より。

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日時: 2006年12月15日

エフ・ディ「My Forever Love」act.6

ロクロククラブ
写真コメント
ある日ユウジは街でユミを見かけました。
友達と話している会話からポロリとこぼれてきた言葉は
「ユウちゃん浮気性やけん
赤ちゃん出来たってウソゆうたと!」
頭の中はぐるぐるメリーゴーランド!俺の人生どうなると?
確かにユミには惚れてるが、まだまだ好きな娘が
この先現れるかもしれないじゃナイ!
「どういうことね、そのハナシ!」
ユウジはユミに詰め寄りました。


〜つづく。後編へ。ユウジとユミの運命はいかに!
《エフ・ディ》vol.11より。

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日時: 2006年12月14日

エフ・ディ「My Forever Love」act.5

ロクロククラブ
写真コメント
「ユウちゃん、愛してるわ!」
《エフ・ディ》vol.11より。

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日時: 2006年12月14日

エフ・ディ「My Forever Love」act.4

ロクロククラブ
写真コメント
「ユウちゃん、ずっと一緒にいようね(ニコッ)」
結婚するしかないとユウジはさっそく
ユミのおやじさんに会うのでした。
「ユミさんを俺にください
きっと幸せにします。オトウサン!」
殺すゾ!キサン!と川筋かたぎのオトウサンは
ユウジに日本刀を振りかざし涙を流して言いました。
「幸せにしてくれよ」(ホロリとオトウサン)

出来ちゃった結婚の出来上がり!

《エフ・ディ》vol.11より。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2006年12月14日

エフ・ディ「My Forever Love」act.3

ロクロククラブ
写真コメント
「マジ…?!」
《エフ・ディ》vol.11より。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2006年12月14日

エフ・ディ「My Forever Love」act.2

ロクロククラブ
写真コメント
惚れたユミは大名でもいちばんの
ナイスバディーなおんなの娘。
頭は弱いが魅力はタップリ、ンー俺のタイプ!
カノジョと付き合い始めてはや3カ月
「ユウちゃん
赤ちゃん出来ちゃったみたい」
突然の告白にユウジはパニックオンザロード!
ユミは好きだがまだ遊びたい
そんなユウジにレッドシグナルが点灯したのでした。
《エフ・ディ》vol.11より。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2006年12月14日

エフ・ディ「My Forever Love」act.1

ロククロクラブ
写真コメント
写真ストーリーを掲載します。《エフ・ディ》vol.11より。ご覧ください。写真は6×12です。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2006年12月14日

寒くなってきたら海を撮りに行こう。

ハッセルブラッドで撮られた写真
もう12月の中旬に入ろうとしている。福岡もさすがに最近では寒くなってきた。寒くなってくると空気がきりっとしまっていて澄んでいるようで気持ちが良い。ありきたりだが、冬の海は好きだ。2年ほど前オークションでハッセルブラッドを150,000円で落とした。500CMのCFレンズ付★マーク入り正規品だ。150,000円即決で、あまりにきれいだったし、ほとんど使用していないということだったので買ってしまった。これが原因で、またまた深い森に迷い込むことになってしまうことになるのだが…。
ハッセルを買ってはじめての試写で海を撮りに行った。「ハッセル、ハッセル」って、猫も杓子も言うけど、そんなに違いがわかるんかい?って感じで撮りに行ったわけだ。志賀島で遠くの岩に留まっている鳥や海などを撮った。現像が上がり、ベタを焼いた時に「むむ、なんかちょっと違うぞ」という気になった。なんか透明感があるというか、それでいてビビットというか、なんかビシッとしまっている感じがするのだ。存在感があるというか…。六つ切りでプリントするとその存在感のあるディテールはよりはっきりとわかるようになった。
波の立ちから遠くに何匹鳥がいるか、空の色、海の色…どれも鮮明でいて固くなくクリア!「う〜ん、これはやっぱり違うぞ!」そう、やっぱりハッセルは違うのだ。猫も杓子も言っているのは間違いないのだ(僕も杓子だから)。プロが使うだけのことはある。以前、カメラマンの方が「昔はハッセルを使っているだけで、ギャラが少し違ってた」と言っていたが、そうなるかもしれない。そう思わせる上がりだった。
ハッセルの泥沼にハマってしまった。以来、プロシェード、アキュートマット、60mmのディスタゴン、ポラパック、フィルムバッグ…etc、買いまくりである。結局40万くらい使っているのではないだろうか(泣)。仕方がないか…ハッセルだろん。まだあと、50mmと150mmと白玉のT*も欲しい………。
写真コメント
この撮影の後、福岡では地震があってしばらく志賀島の周辺は道路が通行止めになっていた。最近やっと開通した。このあたりは夏でも冬でもきれいで落ち着く。福岡を代表する観光名所だ。ローライフレックスでも同じ写真を撮ったが、ローライフレックスは少し優しい感じがして、ハッセルはクリア(透明感)って感じ…わかるかなぁ。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2006年12月13日

たよりになるカメラ屋をみつけよう。

ローライフレックスで撮られた写真
写真をはじめてからカメラ屋にも頻繁に通うようになった。暇さえあればヨドバシカメラに行っている。今年の初めまでカメラコーナーに、広くフィルムコーナーがとられていたのに最近ではすっかり縮小されてしまい、レジの中の冷蔵庫にまで縮小されてしまった。買いもしないポラロイドフィルムを手に取ったり、使いもしないポジフィルムの違いをパッケージをしげしげみて見比べたりしていたが、今ではそういう楽しみもできない。欲しいフィルムを言ってレジの中の冷蔵庫から出してもらうのだ。まったくさびしいかぎりだ。ヨドバシ“カメラ”と店名にカメラの文字を使っているのに、それでいいんかい!
と言っても合理主義的な日本人には今やデジカメしか興味がない。ましては効率を重んじる企業はなおさらのことである。フィルムなんかもう扱いたくはないのだろう。別にカメラが好きではないのだ。それに比べて、町のカメラ屋さんは本当にカメラ好きがやっている。フィルム好きのカメラ好きの人がやっているのだ。当然、店内にはニコンだとかコンタックスだとか、そういうのが好きなアマチュアのおっさんが、あーだこーだうんちくをたれていて、そういうおっさんがいるカメラ屋に入るのはとても楽しい。
僕がお気に入りで、いつもお世話になっているのは全国的にも有名な福岡冷泉町にある「カメラのゴゴー商会」だ。ここのおやじさんはとても良い!本当にカメラ好きなおっちゃんで、コレクションが半端じゃない!(この話はまた後で)こういう町のカメラ屋さんと親しくなろう!絶対困った時に助けてくれる。またクラシックカメラは絶対故障とつきあっていかないといけないので、修理のしてくれるカメラ屋さんと親しくしとかなければいけない。親しくなるにはどうするかって?買うしかないよ。
オークションとかで買うのもいいが、長く使いたいものはちゃんとカメラ屋さんで買うことをおすすめする。なんかあったときに修理を頼みやすいし、まず最初にメンテナンスをしっかりしてくれて、さらに保証も1年くらいつけてくれるので安心だ。安く変えても壊れたら、結果高くついてしまう。
写真コメント
キモノの女の子が首から下げているのはベビーローライ。かわいい。写真はブロニカGS-1に6×6のフィルムバックをつけて撮った。65mmのレンズだったと思う。モノクロ撮影。プリントは知り合いのカメラマンのアシスタントに焼いてもらった。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2006年12月12日

ネットで調べたKOWA SIXの情報。

コーワシックスで撮られた写真
KOWA SIX vol.6

昭和43年発売、ミデイアム・フォーマット 1眼レフ6×6版カメラ。当時発売されていた代表的な中版6×6版カメラは、ハッセルブラッド、二眼レフCシリーズのマミヤ、ブロニカ。発売当時日本製のレンズシャッター6×6版1眼レフは存在しなかったので、ちょっとセンセーショナルだったのではないでしょうか…。
ハッセルブラッド、ブロニカとは違い、バック交換システムのない縦形ボディに固執、縦形ボディのネックである複雑になる構造のフィルムバック交換システムを『遮光版無バック交換』という独創的な『L型バック交換システム』で実現した。このシステムは遮光版と遮光版開閉機構をフィルムバック側に持たせ、シャッターチャージと同時にミラーと遮光版が戻る機構らしいのだが、わからん。難しい、写真がなくて余計難しい!
全てのレンズは自社生産、KOWA SIXのレンズは今では望遠鏡などのレンズとして残っています。プロミナーというレンズ名ですね。KOWA SIX MMという多重露光やミラーアップの機能もついている機種もあったらしいですが、T(タイム)はバルブになったのでしょうか、分かりません。フィルムパックも6×6(12・24枚)、6×4.5(12・32枚)、ポラロイドバックなどもあり、レンズも40mm f:4.0、55mm f:3.5、55mm f:5.6、85mm f2.8、150mm f:3.5、200mm f:4.5、250mm f:5.6と豊富だったらしいです。
僕は結局手放してしまいましたが、今ではかなり後悔しています。いつも愛用しているローライフレックスもそうだけど、適度にキズのあるカメラは持ち出すのにあまりためらいがなくて、どこでも、どんな天気にでも持ち出せるので、結果、いい写真を撮れる機会が多くなります。いい写真が上がるとそのカメラに愛着も湧き、カメラといい関係ができます。このKOWA SIXもあまり高くなくて、写せばそれ相応にいい写真が撮れていたので、持っておけばよかったです。レンズも55mmを持っていたのでもったいなかった。
写真コメント
写真は《エフ・ディ》の撮影で撮ったモデルの写真。今泉にある角打ちやさんで堕天使というテーマで撮った写真。KOWA SIXの写りはとてもいい。レンズはなかなか手に入らない幻の55mm。これが最後の仕事となる。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2006年12月11日

レンズがなかなか手に入らないのだ。

IMG_8238-2.jpg
KOWA SIX vol.5

このKOWA SIX、システムを構築するのは至難の業である。あまりに写りが良いので、真剣にパーツ集めをしたがなかなか手に入らない。というか、世に出回ってない。それでもオークションやネットでかなり集めた。中でもまぐれに近い確率で見つけてゲットした55mm f:3.5のレンズは非常に優秀だった。KOWA SIXのファインダーはとても明るい。ローライフレックス2.8Fよりも明るい印象だ。ピントの山もとてもつかみやすく、撮っていて楽しいカメラだった。露出計付きファインダーや接写チューブ、フォーカッシングスクリーン、250mmレンズ(必要ないのに^-^;)などかなりパーツ集めをしたが、これらのパーツ集めに使ったお金を計算した見たら、ハッセルの程度の良い中古がゆうに買えることに気がつき、今では一式売却してしまった。
55mmのレンズは本当に手に入らないと思います。僕も手に入れられたのはとても偶然で奇跡に近かった。たまたまオークションで55mmのレンズやら、フォーカシングマットやらなんやら一式を66,000円という破格値で落とせました。僕は55mmのレンズしかいらなかったので、それだけ売ってほしいと交渉したのですがセットで落札してくれといわれ、やむなくセットで落札。55mm以外のパーツをバラして売ったら結局買った時より高く売れてしまい、実質タダ同然で手に入れてしまいました。運がいいですね、こういうケースは。長くオークションをしているとたまにあります。
写真コメント
これがなかなか手に入らない幻の55mmの広角レンズ。描写もとてもいいが、ちょっと樽型の描写になるような気がした。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2006年12月11日

おそるべしメーカーの対応!

コーワシックスで撮られた写真
KOWA SIX vol.4

このカメラでコダックのT100で撮影すると、何とも言えない不思議な色と世界があって、しばらく気に入ってこのセットで使っていた。KOWAで撮る時はほとんどこのT100との組み合わせ。タングステンのフィルムなので、当然青っぽく写る。でもフィルムのきめが細かく、青っぽくかぶるのは焼きで補正していた。プリントまで含めてこの流れでしばらく撮っていた。彩度が低く、不思議な色になる組み合わせだ。 余談だけど、このKOWAというメーカーはスゴイ!今もなお、このカメラ(KOWA SIX)のオーバーホールをメーカーがしてくれるのだ。ほとんどのメーカーはこういう姿勢を見習って欲しいものだ。
コーワというメーカーはとても親切です。ネットでコーワがいまだにカメラのオーバーホールをしてくれると書いてあったので半信半疑電話してみたら快く対応してくれました。結局いつもお願いしているカメラ修理屋さんでオーバーホールしてもらったのだが、もう生産中止して何十年もたつのにみてくれるとはホント、Canonとか見習ってもらいたいもんだ。
写真コメント
T100のフィルムはとてもきめが細かくプリントするとその良さがなおさら分かる。適度にコントラストも彩度も低くて、やさしい感じになるから好きだ。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2006年12月11日

ローライフレックスのテッサーに似た写り。

コーワシックスで撮られた写真
KOWA SIX vol.3

KOWA SIXの写りはローライフレックスのテッサー75mmf:3.5に似ている印象だ。彩度は低く、プラナーよりも控えめで渋い色乗り、でもとてもシャープで輪郭もはっきりしている。逆光にはあまり強くないようだが、まぁ強過ぎない程度に光もすこしかぶったりして、作家的に写りになる。このカメラでなかったらこんな写真撮れんかったかもなーと思うような写真が撮れることもあった。操作もいたってシンプルで使いやすかった。レンズマウントがちょっとチープなのと、バルブ機能がないので暗いところでの撮影はできないのが不満だった。 バルブ機能はないけど、T(タイム)というシャッタースピードがあって、このTにあわせるとバルブのようにシャッターが開きっぱなしになる。でも閉じる機能がない(笑)!開きっぱなしのシャッターは巻き上げを少ししてやるとシャッターが閉じるという仕組み。不思議だろ?巻き上げるということは、すこしコマが進むということだ。このカメラで2S、4Sとかで撮るとタテ状に像がブレる。シャッターを閉じるために巻き上げるからブレるのだ。使えないだろ?かなり失敗した!それ以外は問題なくいい写りをしてくれたカメラだった。
このカメラで花火を撮りに行ったことがあって、その時にはじめてバルブがないことに気付いた。「あれ?どこにバルブがあるの?B…B…B…?B??。探しに探しまくった。Tしかないので、Tにすると、今度はシャッターが元に戻せない。あれ?…かなり失敗した。フィルムを巻き上げようと少し動かすと「シャッ!」と閉じた。こういうこと?って感じで、案の定、でき上がったフィルムにはタテ状に光線が入っていた。
写真コメント
海の中道にある海の中道海浜公園内のサンシャインプール。家族で遊びに行った時にとったもの。こんな場所でも平気で入っていけるから、安いカメラはいい!本当のハッセルだったら首から下げてプールに入れないだろ(笑)。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2006年12月11日

まぁまぁしょぼいがいい感じだ。

コーワシックスで撮られた写真
KOWA SIX vol.2

結局このカメラ、オークションで25,000円で落札。安い!手元にきたKOWA SIXはまぁまぁきれい。かなり許せる。シャッターをチャージし、切ってみたら「バシャ」ハッセルのようなシャッター音だ。実際にはハッセルよりもややチープ。それもそのはず、このカメラは別名「プアズマン ハッセル」と呼ばれていたらしい。ハッセルを買えない人たちが買う、ハッセルに似たカメラということだ。「プアマンズ ハッセル」と言えばブロニカも同じようなことを言ってたなぁ。まぁどちらもハッセルに似た雰囲気があるからなぁ。どちらかといえばブロニカ(S2あたりは)はSL66に似てるから、やっぱりこっちのほうが「プアマンズ ハッセル」だ。
露出計もついてないので軽い!軽い!適度にプラスチックが混ざってあるので、またまた軽い!ファインダーもとても明るく、ピントもとても合わせやすいいいカメラなのだ!なにしろ安いから雨の日でも持ち出せる。皮を貼った部分などないから濡れてもあまり気にならなくていい。
写真コメント
ここから見た中洲の風景も好きな光景のひとつ。曇った日の空と川の色のコントラストが好きだ。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2006年12月11日

もうひとつのハッセル。

IMG_8228.jpg
KOWA SIX vol.1
いつものようにオークションを見ていたらハッセルに似たカメラが出品されていた。一眼タイプの6×6フォーマットと書いてある。6×6フォーマットという言葉に弱い僕はそのカメラにくぎ付けになった。『KOWA SIX 昭和43年発売 国産。セイコー0番レンズシャッターを使用。T(タイム),1〜1/500 全レンズストロボ全速同調。セルフタイマー付。完全メカニカルカメラ』ほぉ〜いいじゃない!KOWAとはあのコルゲンコーワでも有名な製薬会社が作っていたカメラということを後で知った。
このKOWA、一眼35mmのカメラも作っていて、今でもプレミアものに人気があり高いカメラもあるほど、優秀なカメラメーカーだった。昔は国産カメラメーカーがいっぱいあったのに、一眼35mmカメラがどんどんハイテクになって競争についていけないメーカーは淘汰されて(KOWAの場合はカメラ製造部門の廃止)しまったのだ。淘汰されたメーカーもカメラの描写なりに問題があったわけではなく、効率化、低価格という競争に勝てなかっただけで、このKOWA SIXもクラシックカメラとは思えない驚くべき描写をする。
写真コメント
このカメラ、タダものではない。とてもいい写りをするのだ!ローライフレックスで撮った写真と並べても全く引けを取らないどころか、もしかしたらいいかもと思わせる。

Photograpy by hiromi ISHIKAWA

日時: 2006年12月10日


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